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Notification Services のテーブル

Notification Services のインスタンス データベースおよびアプリケーション データベースには多くのテーブルがあります。これらのテーブルには次の種類のデータが格納されます。

  • インスタンス構成とアプリケーション定義からの情報を標準化して表したメタデータ。
  • イベント、サブスクリプション、通知などのアプリケーション データ。
  • 情報の処理時に Notification Services によって生成される一時的なデータ。

Notification Services のインスタンスを構成し、個々のアプリケーションを定義するとき、インスタンス データベース オブジェクトにはデータベース名とスキーマを、また各アプリケーションのデータベース オブジェクトにはスキーマを指定できます。スキーマ名を指定した場合、インスタンスとアプリケーションのオブジェクトは指定のスキーマに作成されます。スキーマ名を指定しない場合、インスタンスとアプリケーションのオブジェクトは dbo スキーマに作成されます。詳細については、「インスタンス データベースの定義」および「アプリケーション データベースの定義」を参照してください。

Notification Services では msdb データベースにもテーブルがあります。これらのテーブルには、Notification Services のアプリケーションとインスタンスに関するメタデータが格納されます。これらのテーブルの情報は、インスタンスを作成および削除するとき、また nscontrol repair を実行するときに更新されます。

ms187739.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
Notification Services のテーブルで直接データを変更しないでください。これらのテーブルにあるデータは、ストアド プロシージャを使った特別な方法で挿入、更新、削除する必要があります。テーブル名と定義は実行時に変更できます。これらは、アプリケーション更新の時には必ず変更してください。テーブル名と定義は、将来のリリースでは変更される可能性がある情報です。インスタンスとアプリケーション データにアクセスするには、テーブルを直接使用する代わりに、Notification Services で提供される、ドキュメントに記載のストアド プロシージャとビューを使用してください。また、nscontrol update コマンド、SQL Server Management Studio の [インスタンスの更新] ダイアログ、または Update メソッドを使って Notification Services のインスタンスを常に更新してください。

参照

関連項目

Notification Services ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
Notification Services のビュー

その他の技術情報

インスタンスとアプリケーションの更新
nscontrol update コマンド
nscontrol repair コマンド

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手