Argument 要素 (ICF)
配信チャネルに渡す引数の名前と値のペアが含まれます。これらの引数は、通常は、配信サービスが必要とする構成情報および認証情報を提供するために使用します。
構文
<DeliveryChannels>
<DeliveryChannel>
...
<Arguments>
<Argument>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
なし。 |
既定値 |
なし。 |
個数 |
Arguments 要素につき 1 個以上 (必須)。 |
更新 |
インスタンスの更新時に、追加または削除して適用できます。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
解説
配信チャネルの引数は、配信プロトコルに依存します。プロトコルにはそれぞれ独自の要件があります。配信チャネルに渡す引数の例としては、サーバー名、ユーザー名、パスワードがあります。指定した引数が初期化の際に配信プロトコルに渡されます。カスタム配信プロトコルの場合、これらの引数は Initialize メソッドに渡されます。
標準の配信プロトコルで必要とされる引数については、「標準配信プロトコル」を参照してください。
インスタンスの作成時、または更新時に、配信チャネルの引数が Notification Services によって検査されることはありません。
Notification Services は、引数の名前と値をインスタンス データベースに格納します。データベースに格納されている値を暗号化するには、引数の暗号化を使用します。詳細については、「引数の暗号化の構成」を参照してください。
メモ : |
---|
ユーザー名とパスワードの情報をインスタンス構成ファイル (ICF) に格納しないでください。次の例のようにパラメータを使用して、インスタンスの作成時や更新時にパラメータの値を指定します。 |
使用例
次の例では、配信チャネルにユーザー値を指定しています。%User% パラメータの値は、コマンド ラインで指定するか、ParameterDefaults セクションで指定することができます。
<Argument>
<Name>User</Name>
<Value>%User%</Value>
</Argument>