ドキュメント パーサー インターフェイスの概要
最終更新日: 2010年10月26日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Foundation で、カスタム ドキュメント パーサーを使用してドキュメント プロパティの昇格や降格を行うには、以下の COM インターフェイスを実装する必要があります。このインターフェイスを使用すると、SharePoint Foundation でドキュメント パーサーを呼び出すことができ、呼び出し時にドキュメント パーサーでドキュメント プロパティの送受信ができます。
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COM オブジェクトが SharePoint Foundation でカスタム ドキュメント パーサーとして機能できるようにします。SharePoint Foundation がドキュメント パーサーを呼び出すために使用するメソッドが含まれます。
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COM オブジェクトが SharePoint Foundation でカスタム ドキュメント パーサーとして機能できるようにします。ISPDocumentParser から派生します。ドキュメントのサムネイル画像を抽出するための拡張メソッドが含まれます。
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カスタム ドキュメント パーサーと SharePoint Foundation との間でドキュメント プロパティを送信できるプロパティ バッグ オブジェクトを実装するために使用します。指定したドキュメントのコンテンツ タイプとドキュメント ライブラリ スキーマへのドキュメント パーサーのアクセスを可能にするメソッドが含まれます。
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プロパティ バッグ オブジェクト内の値をバイナリ データとして読み書きするためのメソッドを提供します。
IEnumParserProperties インターフェイス
ドキュメント プロパティ コレクションを実装するために使用します。ドキュメント パーサーがドキュメント プロパティ コレクションを利用して列挙するために使用できるメソッドが含まれます。
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1 つのドキュメント プロパティを実装するために使用します。ドキュメント プロパティ値とデータ型を取得および設定する、ドキュメント パーサー用のメソッドが含まれます。
SharePoint Foundation がドキュメント パーサーを起動する方法、パーサーがドキュメント メタデータをプロモーション/デモーションする方法の詳細については、「ドキュメント プロパティの昇格と降格」を参照してください。