<dateTimeSerialization> 要素
DateTime オブジェクトのシリアル化モードを決定します。
<configuration> 要素
<dateTimeSerialization> 要素
<dateTimeSerialization
mode = "Roundtrip" | "Local"
/>
属性と要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 | 説明 |
---|---|
|
省略可能です。シリアル化モードを指定します。DateTimeSerializationMode 値のいずれかに設定します。既定値は RoundTrip です。 |
子要素
なし
親要素
要素 | 説明 |
---|---|
system.xml.serialization |
XML シリアル化を制御する最上位の要素です。 |
解説
.NET Framework の 1.0、1.1、2.0、およびそれ以降のバージョンでは、このプロパティを Local に設定すると、DateTime オブジェクトは常にローカル時間として書式設定されます。つまり、シリアル化されたデータに、ローカル タイム ゾーン情報が常に含まれることになります。.NET Framework の以前のバージョンとの互換性を維持するには、このプロパティを Local に設定します。
バージョン 2.0 以降の .NET Framework で、このプロパティが Roundtrip に設定されている場合は、DateTime オブジェクトが調べられて、タイム ゾーンがローカル、UTC、または未指定のいずれであるかが特定されます。その後、この情報が保存される方法によって、DateTime オブジェクトがシリアル化されます。これは、既定の動作であり、以前のバージョンの .Net Framework と通信を行わない、すべての新規アプリケーションで推奨される動作です。
参照
関連項目
<schemaImporterExtensions> 要素
<xmlSchemaImporterExtensions> の <add> 要素
<system.xml.serialization> 要素
DateTime
XmlSchemaImporter
DateTimeSerializationMode