RecognitionResult クラス
認識の結果を表します。手書きインクの認識結果は、RecognitionResult オブジェクトとして返されます。
名前空間 : Microsoft.Ink
アセンブリ : Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)
構文
'宣言
<PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name := "FullTrust")> _
Public Class RecognitionResult
'使用
Dim instance As RecognitionResult
[PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust")]
public class RecognitionResult
[PermissionSetAttribute(SecurityAction::InheritanceDemand, Name = L"FullTrust")]
public ref class RecognitionResult
/** @attribute PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust") */
public class RecognitionResult
public class RecognitionResult
解説
RecognitionAlternate オブジェクト、つまり代替候補は、結果から作成されます。特に指定しない限り、結果の中の最適な代替候補、つまり最上位の代替候補が使用されます。ただし、RecognitionResult オブジェクトのメソッドを使用すれば、結果の中のどの代替候補を使用するかを指定できます。
ストロークのすべてのコレクションに自動的に認識結果を割り当てると、システムのパフォーマンスが低下する可能性があります。そのため、既定の設定では、結果が Strokes コレクションに割り当てられることはありません。結果を Strokes コレクションに割り当てるには、SetResultOnStrokes メソッドを呼び出す必要があります。
認識結果を永続化するには、SetResultOnStrokes を呼び出してから、この Strokes コレクションを Ink オブジェクトの CustomStrokes コレクションに追加する必要があります。
すべての認識エンジンが TopConfidence プロパティを設定するとは限りません。アプリケーションがアクセスしようとしたプロパティが、認識エンジンによって設定されていない場合は、引数例外がスローされます。
メモ : |
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ラテン言語アルファベット認識エンジンおよび東アジア言語の認識エンジンの一部として Microsoft から提供されている手書き認識エンジンの多くで、Unicode 値 0xFFFF が認識結果として生成されることがあります。これは、インクと一致する有効な文字を認識エンジンが見つけられない場合に発生します。0xFFFF コード ポイントは、UCS-2 では有効ですが、UTF-8 では許可されていません。認識結果を UTF-8 に変換するアプリケーションでは、0xFFFF を他のコード ポイント (0xFFFD など) に置き換える必要があります。 |
継承階層
System.Object
Microsoft.Ink.RecognitionResult
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォーム
Windows Vista
.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。
バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 3.0