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RecognitionAlternate クラス

認識エンジンのディクショナリと比較されるインクのセグメントの単語一致候補を表します。

名前空間 :  Microsoft.Ink
アセンブリ :  Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
<PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name := "FullTrust")> _
Public Class RecognitionAlternate
'使用
Dim instance As RecognitionAlternate
[PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust")]
public class RecognitionAlternate
[PermissionSetAttribute(SecurityAction::InheritanceDemand, Name = L"FullTrust")]
public ref class RecognitionAlternate
/** @attribute PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust") */
public class RecognitionAlternate
public class RecognitionAlternate

解説

認識セグメントは、既知の Ink オブジェクトの認識結果を生成するために、認識エンジンが内部で使用する基本的なインク フラグメントまたはインク単位です。セグメントは通常、間隔によって決定され、最小のインク フラグメント候補に分割されます。

インクのセグメント間の区別が不明確な場合があります。一致候補 (代替候補) を決定するために、これらのセグメントは認識エンジンのディクショナリと比較されます。セグメントを比較するとき、認識エンジンは代替候補の一覧を作成し、各代替候補に信頼性レベルを割り当て、最上位の代替候補を使用します。

たとえば、"how are you" という句について考えてみます。この句は (セグメント間にある間隔によって) 1 語に対して 1 セグメントずつ、3 つのセグメントに分けることができます。

各セグメントが認識されると、RecognitionResult が作成されます。次に各結果は、選択する代替候補の一覧を返します。たとえば、セグメント "how" は、"how" を最上位の代替候補にした、"how"、"now"、"new" などの代替候補を持つことができます。既定では、各セグメントの最上位の代替候補が返されます。最上位の代替候補以外の代替候補を返すように選択できます。

また、認識結果の信頼性レベルや代替候補が表示される行番号などの代替候補のプロパティに基づいて、代替候補を返すこともできます。認識プロパティの一覧については、RecognitionProperty オブジェクトを参照してください。

代替候補の代替候補を返すこともできます。

すべての認識エンジンが、上に示したプロパティのすべてを設定するわけではありません。認識エンジンが設定していないプロパティにアプリケーションがアクセスしようとすると、引数例外がスローされます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Ink.RecognitionAlternate

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows Vista

.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0

参照

参照

RecognitionAlternate メンバ

Microsoft.Ink 名前空間

RecognitionAlternates

Recognizer

RecognitionProperty