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Ink クラス

インク空間内のインクの収集されたストロークを表します。

名前空間 :  Microsoft.Ink
アセンブリ :  Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
<PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name := "FullTrust")> _
Public Class Ink _
    Implements ICloneable, IDisposable
'使用
Dim instance As Ink
[PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust")]
public class Ink : ICloneable, IDisposable
[PermissionSetAttribute(SecurityAction::InheritanceDemand, Name = L"FullTrust")]
public ref class Ink : ICloneable, IDisposable
/** @attribute PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust") */
public class Ink implements ICloneable, 
    IDisposable
public class Ink implements ICloneable, IDisposable

解説

ms583670.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

メモリ リークを避けるため、イベント ハンドラがアタッチされているオブジェクトがスコープの外に出る前に、任意の Ink オブジェクトの Dispose メソッドを明示的に呼び出す必要があります。

Ink オブジェクトはストローク (ポイント) データのコンテナです。ストローク データ、またはペンで収集されたポイントは、Ink オブジェクトに入れられます。Strokes プロパティには、Ink オブジェクト内のすべてのストロークのデータが格納されます。

InkCollector オブジェクト、InkOverlay オブジェクト、InkPicture コントロール、および InkEdit コントロールは入力デバイスからポイントを収集し、それらを Ink オブジェクトに入れます。基本的にこれらのオブジェクトは、1 つ以上の異なる Ink オブジェクトにインクを分散するソースとして機能します。

インク空間は、タブレット コンテキストの座標がマップされた仮想座標空間です。この空間は HIMETRIC 座標系に固定されています。インク空間座標では、0 ~ 1 の移動は HIMETRIC の 1 単位と等しくなります。この割り当てにより、複数の Ink オブジェクトを簡単に関連付けることができます。

Renderer オブジェクトは、インクと表示ウィンドウ間のマッピングを管理します。

ms583670.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このオブジェクトが最初にインスタンス化される際に、GDI+ もインスタンス化されます。ループ内で使用しているインク オブジェクトが 1 つだけの場合に、ループ内でそのインク オブジェクトを作成および破棄すると、GDI+ が繰り返しインスタンス化されるという影響があります。これにより、アプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。これを回避するために、アプリケーションでインクを使用している間は、Ink オブジェクトの 1 つのインスタンスを保持してください。

継承階層

System.Object
  Microsoft.Ink.Ink

スレッド セーフ

この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows Vista

.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 3.0

参照

参照

Ink メンバ

Microsoft.Ink 名前空間