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クエリ

WMI では、コンシューマはクエリを使用してデータ ストリームを厳密に定義できます。クエリは、対象となるプロパティだけを (SELECT ステートメントで) 指定する方法と、対象となるエンティティだけを (WHERE 句を使用して) 取得する方法の両方によって、返されるデータの量を制限します。たとえば、空き領域が 2 MB を下回るコンピュータ上のすべてのドライブ (ドライブ C、D など) についてのクエリをユーザーが実行しようとするときは、次のようにします。

SELECT * FROM Win32_LogicalDisk WHERE FreeSpace < 2000000

クエリの使用自体は新しい手法ではありませんが、特定の型の要素を列挙するだけで、フィルタ処理はほとんど実行できないようなインターフェイスしか提供していない従来の管理 API と比較すると、革新的な進歩といえます。

参照

.NET Framework での WMI の使用 | スキーマ | クラスへのイベントの追加 | System.Management を使用する .NET Framework アプリケーションの実装