.NET Framework SDK でのリソースの使用とローカリゼーション
**メモ **このチュートリアルのサンプル コードは、SDK Samples\Tutorials\ResourcesAndLocalization サブディレクトリにインストールされています。
このチュートリアルでは、.NET Framework SDK を使用してテキスト リソースとイメージ リソースを処理し、.NET ベースのアプリケーション、コンポーネント、および Web アプリケーションを構築する方法について説明します。システムが柔軟で包括的であることは、ユーザーの言語と場所に応じて実行時に異なるリソースを使用する必要のある、ローカライズされたアプリケーションを開発するときに特に役立ちます。
この SDK の開発ツールでは .NET Framework が使用されており、開発者は新しい共通言語ランタイム環境を利用して強固なアプリケーションを迅速に作成および配置できます。これらのツールを .NET Framework SDK と共に使用すると、次の 3 つの利点があります。
- 完全に管理および保護された、豊富な機能を備えたアプリケーション実行環境
- ローカリゼーションの組み込みサポート
- アプリケーションの配置の簡略化
このチュートリアルでは、リソースとローカリゼーション プロセスについて全体的に説明します。具体的には、リソースの作成、リソースのパッケージ化 (通常は DLL アセンブリへのパッケージ化)、コードからリソースへのアクセス (ASP.NET を使用する Web サーバーからのアクセスも含む)、および作成されたリソース ベースのアプリケーションのテストについて扱います。
このチュートリアルに含まれるサンプル プログラムは、Visual Basic と Visual C# の両方で書かれています。C# は .NET Framework のためにデザインされた新しい言語です。Visual Basic プログラムおよび Visual C# プログラムの構築、コンパイル、および実行に必要な手順の詳細については、「.NET Framework を使用した開発の概要」という別のチュートリアルを参照してください。プログラムの配置の詳細については、チュートリアル「.NET Framework アプリケーションのパッケージ化と配置」を参照してください。
このチュートリアルを読んでサンプルを検討した後には、ローカライズされた .NET アプリケーションをパッケージ化して配置する方法を計画できるようになります。このチュートリアルの付録 A には、ローカリゼーションに関するユーティリティについての補足情報があります。
参照
リソースとローカリゼーションの概要 | リソースの共通概念 | リソースの作成 | コードによるリソースの取得 | リソースのまとめ | 付録 A : リソースに関する追加情報 | 付録 B : リソース ツール