.NET Framework を使用した開発の概要
**メモ **このチュートリアルのサンプル コードは、SDK Samples\Tutorials\PlatformIntroduction サブディレクトリにインストールされています。
このチュートリアルでは、.NET Framework SDK を使用して .NET アプリケーションおよびコンポーネントを作成する方法を説明します。この SDK の開発ツールでは .NET Framework が使用されており、開発者は新しい共通言語ランタイム環境を利用して強固なアプリケーションを迅速に作成および配置できます。.NET Framework SDK のツールを使用することによって、次のような 4 つの利点が得られます。
- 完全に管理および保護された、豊富な機能を備えたアプリケーション実行環境
- ASP.NET を通じたアプリケーションの統合
- アプリケーション コンポーネントの独立性の向上
- アプリケーションの配置の簡略化
このチュートリアルでは、最初に、昔からよく使われる Hello World プログラムを 3 つの言語で作成します。言語はそれぞれ、C++ を更新した C++ マネージ拡張、Visual Basic、および Visual C# (C シャープと読みます) です。Visual C# は Visual C と C++ から派生した、簡潔、最新、そしてオブジェクト指向のタイプ セーフな新しいプログラミング言語です。
その後で、この単純な Hello World プログラムを、クライアントとサーバーのどちらも、3 つの各言語で記述した小規模なコンポーネント ベースのクライアント/サーバー アプリケーションへと大幅に拡張します。4 番目のクライアント プログラムでは、これらのコンポーネントを新しい Windows フォーム ライブラリから呼び出す方法を示します。最後のクライアント プログラムは、ASP.NET からこれらのコンポーネントを呼び出します。ASP.NET は、Web ベースの開発のための次世代の Active Server Pages です。各プログラムを生成、コンパイル、および実行するために必要な手順について詳しく説明します。「付録 A: 名前空間を検索するためのツール」には、いくつかの開発者用ユーティリティに関する追加情報が記載されています。
参照
開発チュートリアルの概要 | 開発のための一般的な概念 | Hello World | サンプル .NET コンポーネントの作成 | 単純なコンポーネントのクライアント | 開発チュートリアルのまとめ | 付録 A: 名前空間を検索するためのツール