Windows Azure Pack components
適用対象: Azure Pack Windows
Windows Azure Pack には、いくつかのオプション コンポーネントをサポートするために必要なコンポーネントのコア セットが用意されています。 必要なコンポーネントをインストールし、ホスティング要件に基づいて、インストールするオプションのサービス コンポーネントを決定する必要があります。
必要なコンポーネント
サービス管理 API。 Service Management API は、管理ポータルを介して Azure Pack サービスWindowsを管理するための統合インターフェイスを公開します。 次の 3 つの API インターフェイスがあります。
管理 API は、管理者向けの管理ポータルから、またはWindows PowerShellコマンドレットを使用して管理タスクを完了するための機能を公開します。
テナント API を使用すると、ユーザーまたはテナントは、サブスクライブするプランに含まれるクラウド サービスを管理および構成できます。
テナント パブリック API を使用すると、エンド ユーザーはサブスクライブするプランに含まれるクラウド サービスを管理および構成できます。 テナント パブリック API は、ホスティング サービス プロバイダーが提供するさまざまなサービスをサブスクライブするエンド ユーザーのあらゆる要件に対応できるように設計されています。
認証サイト。 これらのサイトは、管理者向けの管理ポータルとテナント用の管理ポータルの認証サービスを提供します。
管理認証サイト。 既定では、Windows Azure Pack では管理ポータルにWindows 認証が使用されます。 Windows Azure Active Directory フェデレーション サービス (AD FS) を使用してユーザーを認証するオプションもあります。 詳細については、「Windows Azure Pack のActive Directory フェデレーション サービス (AD FS)の構成」を参照してください。
テナント認証サイト。 Windows Azure Pack では、ASP.NET メンバーシップ プロバイダーを使用して、テナントの管理ポータルの認証を提供します。
サービス管理ポータル。 管理ポータルを使用すると、ユーザーとテナントが Azure Pack Windows操作できます。
管理者向けの管理ポータル。 管理者が、リソース クラウド、ユーザー アカウント、テナント プラン、クォータ、価格を構成および管理するためのポータルです。 このポータルで、管理者は、Web サイト クラウドや仮想マシン プライベート クラウドの作成、プランの作成、ユーザー サブスクリプションの管理を行うことができます。
テナントの管理ポータル。 Windows Azure Pack: Websites、Microsoft Azure Virtual Machines、Windows Azure Pack:Service Bus。 このポータルで、ユーザーはサービスにサインアップし、サービス、仮想マシン、およびデータベースを作成できます。
オプション コンポーネント
Web サイト。 ASP.NET、PHP、および Node.js Web アプリケーションに、高密度でスケーラブルな共有 Web ホスティング プラットフォームを提供するためのサービスです。 Web サイト サービスには、オープン ソース Web アプリケーションのカスタマイズ可能な Web アプリケーション ギャラリーが含まれており、カスタム開発した Web サイトやアプリケーションのソース管理システムと統合できます。 Web サイト サービスをデプロイする方法の詳細および手順については、「 Deploy Windows Azure Pack: Web Sites」を参照してください。
Virtual Machines。 Windows および Linux の仮想マシンに対して、サービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS) 機能を提供するサービスです。 仮想マシン サービスには、仮想マシン テンプレート ギャラリー、スケーリング オプション、および仮想ネットワーク機能が含まれます。 仮想マシン サービスをデプロイする方法の詳細および手順については、「 Provision Virtual Machine Clouds」を参照してください。
Service Bus。 分散アプリケーションの間で信頼性の高いメッセージング サービスを提供するサービスです。 Service Bus サービスには、キューおよびトピック ベースのパブリッシュ/サブスクライブ機能が含まれています。 Service Bus サービスをデプロイする方法の詳細および手順については、「 Windows Azure Pack への Service Bus の統合」を参照してください。
自動化と拡張性。 Runbook エディターや実行環境など、追加のカスタム サービスを自動化し、サービス フレームワークに統合する機能です。 オートメーションを有効にする方法の詳細と手順については、「 Service Management Automation の展開」を参照してください。
SQLと MySQL。 テナントで使用する Microsoft SQL および MySQL のデータベースをプロビジョニングできます。 詳細については、「 Using SQL Server or MySQL with Windows Azure Pack」をご覧ください。