Visual Basic から Web ページとして保存オブジェクト モデルを使用する: 例
Visual Basic プロジェクトで [Web ページとして保存] API を使用するには、プロジェクトの参照を Microsoft Visio 15.0 [Web タイプ ライブラリとして保存] に設定します。
注:
Visio に含まれている Visual Basic エディターでは、[ツール] メニューの [参照] を選択すると、使用可能な参照の一覧を確認できます。 Visual Basic 6.0 では、[プロジェクト] メニューの [参照] を選択すると、この一覧が表示されます。
Web ページとして保存モデルには、 それぞれ IVisSaveAsWeb インターフェイスと IVisWebPageSettings インターフェイスを実装する VisSaveAsWeb と VisWebPageSettings の 2 つのクラスが含まれています。
- VisSaveAsWeb オブジェクトは、Web ページ作成プロセスを実行するメソッドを実装します。
- VisWebPageSettings オブジェクトには、Web ページ プロジェクトのプロパティが含まれています。
Web ページとそのサポート ファイル (Web ページ プロジェクトとも呼ばれます) を作成する場合は、通常、次の手順に従います。
Visio Application オブジェクトの SaveAsWebObject プロパティを使用して、VisSaveAsWeb オブジェクトのインスタンスを取得します。
VisSaveAsWeb オブジェクトの WebPageSettings プロパティを使用して、VisWebPageSettings オブジェクトへの参照を取得します。これを使用して、プロジェクトの Web ページ設定を取得または設定できます。
VisWebPageSettings オブジェクトのプロパティを設定します。
注:
ファイルのターゲット パスは常に指定する必要があります。
AttachToVisioDoc メソッドを呼び出して、Web ページとして保存するドキュメントを識別します。 保存するドキュメントを指定しない場合、作業中の図面が保存されます。
CreatePages メソッドを呼び出して、Web ページとして保存操作を開始します。
次の手順では、新しい Web ページ プロジェクトを開き、選択したプロパティを設定し、Web ページ ファイルを作成する方法を示します。
Public Sub SaveAsWeb ()
Dim vsoSaveAsWeb As VisSaveAsWeb
Dim vsoWebSettings As VisWebPageSettings
' Get a VisSaveAsWeb object that
' represents a new webpage project.
Set vsoSaveAsWeb = Visio.Application.SaveAsWebObject
' Get a VisWebPageSettings object.
Set vsoWebSettings = vsoSaveAsWeb.WebPageSettings
' Configure preferences.
With vsoWebSettings
.StartPage = 1
.EndPage = 2
.QuietMode = True
.TargetPath = "c:\your_folder_name\your_filename.htm"
End With
' Create the pages. Because no particular document
' is specified, the active drawing is saved.
vsoSaveAsWeb.CreatePages
End Sub
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