VisSaveAsWeb オブジェクト (Visio Save As Web)
Visio 図面を Web ページとして保存するときに使用される Web ページのプロパティ設定とメソッドが含まれます。
注釈
VisSaveAsWeb オブジェクトには、選択した Visio 図面を Web ページとして保存するときに使用されるメソッドとプロパティ設定が含まれています。 Web ページ プロジェクトには、次のファイルが含まれています。
図面の HTML バージョン (図形データ、旧称カスタム プロパティ、複数の図面ページ (該当する場合) を含む)。
プロジェクトに関連付けられているサポート ファイル (グラフィックス ファイル (GIF と JPG)、スクリプト ファイル、データ (XML) ファイル、カスケード スタイル シート (CSS) ファイルなど)。
Web ページのプロパティを設定するには、VisSaveAsWeb オブジェクトの WebPageSettings プロパティを使用して VisWebPageSettings オブジェクトを取得します。 プロパティが設定されたら、次の手順を実行します。
AttachToVisioDoc メソッドを呼び出して、Web ページとして保存する図面を指定します。 例:
vsoSaveAsWeb.AttachToVisioDoc _ Application.Documents.Open("drive:\folder\drawingname.vdx")
このメソッドを呼び出さない場合、Visio は既定で作業中の文書からページを作成します。
CreatePages メソッドを呼び出して Web ページを作成します。 例:
vsoSaveAsWeb.CreatePages vsoSaveAsWeb.CreatePages
ページの作成時に、VisWebPageSettings オブジェクトの SilentMode プロパティまたは QuietMode プロパティを使用して、特定のユーザー インターフェイスの動作を制御できます。
Web ページとして保存機能によって作成されたファイルは、指定したターゲット パス、または VisWebPageSettings オブジェクトの TargetPath プロパティで指定した場所に配置されます。
これらはフラット ファイルとして、または図面と同じ名前のサブフォルダーに編成できます (VisWebPageSettings オブジェクトの StoreInFolder プロパティを参照してください)。
注:
ターゲット パスを指定する必要があります。または、Visio によってエラーが生成されます。
注:
オブジェクト ブラウザーで VisSaveAsWeb クラスを表示するには、プロジェクトの [Web ページとして保存] DLL への参照があることを確認します ([Visual Basic エディター] ウィンドウで、[ツール] メニューの [参照] を選択し、[使用可能な参照] ボックスの一覧で [Microsoft Visio 15.0 SaveAsWeb Type Library] チェック ボックスをオンにします)。
メソッド
プロパティ
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。