GraphicItem オブジェクト (Visio)
マスター シェイプの特定のグラフィカル装飾を担当するデータ グラフィック マスター (visTypeDataGraphic 型の Master オブジェクト) の 1 つのコンポーネント部分を表します。
注:
この Visio オブジェクトまたはメンバーは Visio Professional 2013 のライセンス ユーザーのみが使用できます。
注釈
GraphicItem オブジェクトの既定のプロパティは ID です。
GraphicItem オブジェクトには、次の 4 つの種類があります。
- 値によって色分け
- データ バー
- アイコン セット
- テキスト
GraphicItem オブジェクトをプログラムで作成または大幅に変更することはできません。これらのタスクは、Visio ユーザー インターフェイス (UI) で実行する必要があります。 UI でのデータ グラフィックの作成と変更の詳細については、Visio エンド ユーザー ヘルプで "データ グラフィック" を検索してください。
ただし、次のプロパティとメソッドを使用すると、 GraphicItem オブジェクトをプログラムで変更できます。 特に、関連付けられている図形または選択範囲、GraphicItems コレクション内の GraphicItem オブジェクトの Z オーダー (Visio がグラフィックアイテムを描画する順序)、およびグラフィックアイテムの表示方法を決定するルールに対してグラフィックアイテムを評価するために使用される式 (値) を相対的に変更できます。
DataGraphic プロパティを使用して、GraphicItem オブジェクトを含む visTypeDataGraphic 型の Master オブジェクトを取得します。
GetExpression メソッドを使用して、グラフィック アイテムのルールが評価される現在の式を取得します。
SetExpression メソッドを使用して、グラフィック アイテムのルールが評価される現在の式を設定します。
Delete メソッドを使用して、GraphicItem オブジェクトを GraphicItems コレクションから削除します。
HorizontalPosition プロパティを使用して、関連する図形や選択範囲を基準に、グラフィックアイテムの水平方向の相対位置を取得または設定します。
VerticalPosition プロパティを使用して、関連付けられている図形または選択範囲を基準にしてグラフィック アイテムの垂直方向の位置を取得または設定します。
UseDataGraphicPosition プロパティを使用して、GraphicItem オブジェクトが属するデータ グラフィック マスターの DataGraphicHorizontalPosition プロパティと DataGraphicVerticalPosition プロパティの設定を継承するか (True に設定されている場合)、または GraphicItem オブジェクトの独自の HorizontalPosition および Vertical Position 設定を適用するかどうかを取得または設定します (False に設定されている場合)。
メソッド
プロパティ
- Application
- DataGraphic
- Description
- Document
- HorizontalPosition
- ID
- Index
- ObjectType
- Stat
- Tag
- Type
- UseDataGraphicPosition
- VerticalPosition
サポートとフィードバック
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