GraphicItem.GetExpression メソッド (Visio)
GraphicItem が表す図形データ項目 (カスタム プロパティ) のラベル、または図形データが評価される GraphicItem オブジェクトの規則の一部である式文字列の値を取得します。
注:
この Visio オブジェクトまたはメンバーは Visio Professional 2013 のライセンス ユーザーのみが使用できます。
構文
expression. GetExpression
( _Field_
, _Expression_
)
式GraphicItem オブジェクトを返す式。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Field | 必須 | VisGraphicField | 出力パラメーターです。 式が図形データ項目ラベルであるか、または GraphicItem に割り当てられたプライマリ データ フィールド (列) のシェイプシート スプレッドシート内の数式であるかを指定する VisGraphicField 列挙体の定数値。 使用可能な値については備考を参照してください。 |
Expression | 必須 | String | 出力パラメーターです。 Field パラメーターに応じた ShapeSheet 式です。 |
戻り値
なし
解説
出力パラメーターとして返される Field 値は、次のいずれかの値です。これは、Microsoft Visio タイプ ライブラリで宣言されている、VisGraphicField 列挙に定義されています。
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
visGraphicPropertyLabel | 1 | 図形データ項目のラベルです。 |
visGraphicExpression | 2 | 図形データ項目のシェイプシートの式です。 |
例
次の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロは、GetExpression メソッドを使用して、データ グラフィック項目の式文字列の値を取得する方法を示します。 visTypeDataGraphic 型 (一般にデータ グラフィックと呼ばれる) の Master オブジェクトの GraphicItems コレクション内の最初のグラフィック項目に対して最後に適用された式を取得し、イミディエイト ウィンドウにフィールドと式を出力します。
注:
既存のデータ グラフィックのマスター シェイプ名は、Visio ユーザー インターフェイスの [データ グラフィック] タスク ウィンドウのマスター シェイプの上にマウス ポインターを置いて確認できます。
このマクロでは、"Data Graphic" という名前のデータ グラフィックが現在のドキュメントに存在することを前提としています。 現在のドキュメントの Masters コレクションにデータ グラフィック マスターを追加する方法の詳細については、「 Masters.AddEx」を参照してください。
Public Sub GetExpression()
Dim vsoGraphicItem As Visio.GraphicItem
Set vsoGraphicItem = ActiveDocument.Masters("Data Graphic").GraphicItems(1)
Dim strExpression As String
Dim fieldName As VisGraphicField
vsoGraphicItem.GetExpression fieldName, strExpression
Debug.Print strExpression
Debug.Print fieldName
End Sub
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