GraphicItem.UseDataGraphicPosition プロパティ (Visio)
グラフィック アイテムが属する GraphicItems コレクションのデータ グラフィック マスターのグラフィックアイテムに現在の既定の吹き出し位置を使用するかどうかを取得または設定します。 読み取り/書き込みが可能です。
注:
この Visio オブジェクトまたはメンバーは Visio Professional 2013 のライセンス ユーザーのみが使用できます。
構文
式。 UseDataGraphicPosition
式GraphicItem オブジェクトを返す式。
戻り値
Boolean
注釈
visTypeDataGraphic 型の Master オブジェクトの GraphicItems コレクション内のグラフィック アイテムの既定の吹き出し位置は、一般にデータ グラフィック マスターと呼ばれ、Master.DataGraphicVerticalPosition プロパティと Master.DataGraphicHorizontalPosition プロパティの設定で指定されます。 GraphicItem.UseDataGraphicPositionが True の場合、グラフィック アイテムは既定の設定に従って配置されます。 UseDataGraphicPosition が False の場合、その位置は GraphicItem.VerticalPosition プロパティと GraphicItem.HorizontalPosition プロパティの設定によって決定します。
また、グラフィック アイテムの HorizontalPosition プロパティと VerticalPosition プロパティの各値が、DataGraphicHorizontalPosition プロパティと DataGraphicVerticalPosition プロパティの各値と等しい場合は、グラフィック アイテムの UseDataGraphicPosition プロパティの値は、自動的に True に設定されます。
ただし、図形に適用されたデータ グラフィックの位置は、ユーザーがデータ グラフィックのハンドルを操作して手動で再設定できます。 この方法で設定された位置は、プロパティ設定で指定された位置より優先されます。
注:
グラフィック アイテムのプロパティを設定する前に、 Master.Open メソッドを使用して、グラフィック アイテムが属する GraphicItems コレクションを持つデータ グラフィック マスターのコピーを編集するために開く必要があります。 プロパティの設定が終了したら、Master.Close メソッドを使用してその変更をコミットします。
UseDataGraphicPosition プロパティの設定は、Microsoft Visio ユーザー インターフェイス (UI) のグラフィック アイテムの種類によって、[新しいテキスト] (または [テキストの編集])、[新しいアイコン セット] (または [アイコン セットの編集])、または [新しいデータ バー] (または [データ バーの編集]) の各ダイアログ ボックスの [位置] の [既定の位置を使用する] ボックスの設定に対応します。
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