IMAPISession::Logoff
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
MAPI セッションを終了します。
HRESULT Logoff(
ULONG_PTR ulUIParam,
ULONG ulFlags,
ULONG ulReserved
);
パラメーター
ulUIParam
[in]表示するダイアログ ボックスまたはウィンドウの親ウィンドウへのハンドル。 MAPI_LOGOFF_UI フラグが設定されていない場合、このパラメーターは無視されます。
ulFlags
[in]ログオフ操作を制御するフラグのビットマスク。 次のフラグを設定できます。
MAPI_LOGOFF_SHARED
このセッションが共有されている場合は、共有セッションを使用してログオンしたすべてのクライアントに、進行中のログオフが通知されます。 クライアントはログオフする必要があります。 共有セッションを使用しているクライアントは、このフラグを設定できます。 現在のセッションが共有されていない場合、MAPI_LOGOFF_SHAREDは無視されます。
MAPI_LOGOFF_UI
ログオフ すると、操作中にダイアログ ボックスが表示され、ユーザーに確認を求めるメッセージが表示される場合があります。
ulReserved
[����]�\��Ă��܂��B0 �ɂ���K�v������܂��B
戻り値
S_OK
ログオフ操作が成功しました。
注釈
IMAPISession::Logoff メソッドは MAPI セッションを終了します。 ログオフが返されると、IUnknown::Release 以外のメソッドは呼び出されません。
呼び出し側への注意
ログオフが返されたら、その IUnknown::Release メソッドを呼び出してセッション オブジェクトを解放します。
セッションの終了の詳細については、「 MAPI セッションの終了」を参照してください。
MFCMAPI リファレンス
MFCMAPI のサンプル コードについては、次の表を参照してください。
ファイル | 関数 | コメント |
---|---|---|
MAPIObjects.cpp |
CMapiObjects::Logoff |
MFCMAPI では、 IMAPISession::Logoff メソッドを使用して、セッションを解放する前にセッションからログオフします。 |
注:
Microsoft Office Outlook 2007 Service Pack 2、Microsoft Outlook 2010、Microsoft Outlook 2013で導入された高速なシャットダウン動作により、クライアントは IMAPISession::Logoff に MAPI_LOGOFF_SHARED パラメーターを渡さないでください。 MAPI_LOGOFF_SHARED渡すと、すべての MAPI クライアントがシャットダウンを開始し、予期しない動作が発生します。