RQR と CLEAR
転送サービス プロファイル (TS プロファイル) 4 を使用するアプリケーションでは、Status-Control(RQR) を送信することによってセッションの回復を要求できます。 ローカル ノードによってこれが RQR 要求としてホストに提示されます。 アプリケーションがクリティカルな Status-Acknowledge(Nack-2) を受信した場合、このオプションは選択できないことに注意してください。これは、ローカル ノードによって Status-Acknowledge(Nack-2) の直後に Close(PLU) 要求がアプリケーションに送信され、プライマリ論理ユニット (PLU) 接続が有効でなくなるためです。 次の図に示すように、RQR メッセージでは、CLEAR 要求を送信することによって、セッションのリセットをホストに要求します。
CLEAR を受信すると、アプリケーションでは BIND、Open(PLU) の後の状態にセッション状態がリセットされます。
アプリケーションでエラー条件を処理するのもう 1 つの方法は、Status-Control(RSHUTD) を送信することで UNBIND を要求することです。 (詳細については、「アプリケーションが開始する終了」を参照してください。) ホストの構成によっては、これでホストによる新しい BIND の提供が必要ない場合があることに注意してください。 新しい SSCP 要求が必要になる場合があります (LOGON など)。
次の図では、アプリケーションによって Status-Control(RQR) を発行することによって回復が要求されます。 ホストから CLEAR が送信され、アプリケーションではそのセッションを BIND (Open(PLU) ) の後の状態にリセットする必要があります。 この場合、アプリケーションはブラケットの間にあり、データ開始トラフィック (SDT) を待機しています。
アプリケーションで Status-Control(RQR) を発行して回復を要求する
関連項目
アプリケーションの CANCEL
異常な応答の受信後の方向
異常な応答の送信後の方向
クリティカルな障害
STSN
リンク サービスの障害
ローカル ノードの障害
クライアント エラー