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異常な応答の送信後の方向

半二重フリップフロップ プロトコルを使用するアプリケーションが、競合を参照しない送信チェーンに否定応答を送信する (または Status-Acknowledge(Ack)SDI が設定された DATAFMI メッセージに送信する) 場合、アプリケーションはエラー回復保留中の状態を想定する必要があります。 エラー回復保留中状態への移行を必要としない競合状態に使用されるセンス コードを次の表に示します。

センス コード 説明
0x080B ブラケットの競合エラー
0x0813 ブラケットの入札拒否 (今後 RTR なし)
0x0814 ブラケットの入札拒否 (RTR の今後の予定)
0x081B 送信モードの受信機

そのため、アプリケーションは SDI メッセージのセンス コードを調べて、このような競合を検出する必要があります。

エラー回復保留中の状態は、1 つの点でのみ受信状態と異なります。アプリケーションは Status-Control(LUSTAT) を 使用してセンス情報をホストに伝達できます (詳細については、「 LUSTAT」を参照してください)。 LUSTAT には、変更方向 (CD) またはエンド ブラケット (EB) フラグを設定することはできません。 (ホストには既に方向があり、角かっこはアプリケーションによって途中で終了してはなりません)。Host Integration Server では、関数管理インターフェイス (FMI) アプリケーションで Status-Control(LUSTAT) を受信状態で送信することもできます。

半二重競合プロトコルを使用するアプリケーションは、エラー回復保留状態を持たないため、負の応答を送信するたびに競合状態に入る必要があります。

Note

CANCEL で CD を使用してホストによってチェーンが取り消された場合、アプリケーションは送信状態を想定する必要があります。

参照

アプリケーションの CANCEL
異常な応答の受信後の方向
クリティカルな障害
RQR と CLEAR
STSN
リンク サービスの障害
ローカル ノードの障害
クライアント エラー