Microsoft Graph を使用すると、REST API とクライアント ライブラリを使用して、最高の Microsoft 365、Windows、Enterprise Mobility + Security サービスと統合できます。 さらに、ユーザーの生産性、創造性、チーム共同作業の促進と、ビジネス リソースおよびユーザー データの保護が行えるセキュリティおよびインテリジェンスが提供されます。
ユーザーとグループ
Microsoft Graph の中心となるのは、ユーザーおよびグループの概念です。
何百万人もの ユーザーが Microsoft クラウド サービスにアクセスします。 ユーザー データはビジネスを推進するものであり、ユーザー ID を保護して管理する必要があります。 Microsoft Graph サービスを使用すると、ユーザー データを豊富なコンテキスト、リアルタイムの更新、深い分析情報で企業が利用でき、常に適切なアクセス許可のみを使用できます。 ユーザーは最も一般的な ID ですが、Microsoft クラウド エコシステムにはアプリケーション ID とデバイス ID の種類も含まれています。
中心となるユーザーおよびグループを始めとして、Microsoft Graph は、広範囲に及ぶシナリオをサポートするためのデータを管理、保護、および抽出する Microsoft 365 のサービスと機能のネットワークを形成します。 Microsoft Graph により、当人の承認を尊重しながら、豊富なユーザー データにアクセスすることができます。
サービスと機能
Microsoft Graph の API は、 Microsoft REST API のガイドラインで詳しく説明されているように合理化された設計に従っており、単一の Microsoft Graph REST エンドポイント https://graph.microsoft.comからアクセスできます。 この記事の残りの部分では、主要なサービスと機能をカテゴリ別に一覧表示します。
ID とネットワーク アクセス管理
機能
サポートするサービス
説明
詳細情報
ID とネットワーク アクセス管理
Microsoft Entra
ユーザー、グループ、およびアプリケーションなどのディレクトリ リソースを作成したり管理したりします。 リソースおよびデータへのアクセスを管理します。 Microsoft Entra IDのサインインとアカウント リスク データへのアクセス権を顧客に付与します。
Windows 365 はクラウドベースのサービスであり、管理者は組織内のユーザー向けに Windows 365 Cloud PC を簡単に設定および管理できます。 個々のエンド ユーザーは、Microsoft クラウドからいつでも、クラウド PC を使用して、豊富でパーソナライズされた Windows エクスペリエンスを任意のデバイスに安全にストリーミングできます。
Microsoft Entra ID 保護、Azure Information Protection、Azure Security Center、Microsoft Defender for Cloud Apps、Windows Defender Advanced Threat Protection など
Microsoft およびエコシステムのパートナーを通じて、セキュリティの分析情報やアクションに対する統一ゲートウェイを提供します。