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customAppScope を作成する

名前空間: microsoft.graph

重要

Microsoft Graph の /beta バージョンの API は変更される可能性があります。 実稼働アプリケーションでこれらの API を使用することは、サポートされていません。 v1.0 で API を使用できるかどうかを確認するには、Version セレクターを使用します。

RBAC プロバイダーの新しい customAppScope オブジェクトを作成します。

現在、サポートされているのは Exchange Online RBAC プロバイダーのみです。

この API は、次の国内クラウド展開で使用できます。

グローバル サービス 米国政府機関 L4 米国政府機関 L5 (DOD) 21Vianet が運営する中国

アクセス許可

この API の最小特権としてマークされているアクセス許可またはアクセス許可を選択します。 アプリで必要な場合にのみ、より高い特権のアクセス許可またはアクセス許可を使用します。 委任されたアクセス許可とアプリケーションのアクセス許可の詳細については、「アクセス許可の種類」を参照してください。 これらのアクセス許可の詳細については、「アクセス許可のリファレンス」を参照してください。

アクセス許可の種類 最小特権アクセス許可 より高い特権のアクセス許可
委任 (職場または学校のアカウント) RoleManagement.ReadWrite.Exchange 注意事項なし。
委任 (個人用 Microsoft アカウント) サポートされていません。 サポートされていません。
アプリケーション RoleManagement.ReadWrite.Exchange 注意事項なし。

HTTP 要求

Exchange Online プロバイダーの場合:

POST /roleManagement/exchange/customAppScopes

要求ヘッダー

名前 説明
Authorization ベアラー {token}。 必須です。 認証と認可についての詳細をご覧ください。
Content-Type application/json. 必須です。

要求本文

要求本文で、 customAppScope オブジェクトの JSON 表現を指定します。

応答

成功した場合、このメソッドは 201 Created 応答コードと、応答本文に新しい customAppScope オブジェクトを返します。

要求

次の例は、Exchange Online プロバイダーの typeRecipientScope を使用して customAppScope オブジェクトを作成する方法を示しています。

POST https://graph.microsoft.com/beta/roleManagement/exchange/customAppScopes
Content-type: application/json

{
    "type": "RecipientScope",
    "displayName": "Protected Exec Users",
    "customAttributes": {
        "Exclusive": false,
        "RecipientFilter": "Title -like 'VP*'"
    }
}

応答

次の例は応答を示しています。

HTTP/1.1 201 Created
Content-type: application/json

{
    "@odata.context": "https://graph.microsoft.com/beta/$metadata#roleManagement/exchange/customAppScopes/$entity",
    "id": "ae242973-f38a-471f-bffd-f111451e940b",
    "type": "RecipientScope",
    "displayName": "Protected Exec Users",
    "customAttributes": {
        "Exclusive": false,
        "RecipientFilter": "Title -like 'VP*'"
    }
}