IGameInputReading::GetMouseState
マウスの状態を記述する入力読み取り値のビューを取得します。
構文
bool GetMouseState(
GameInputMouseState* state
)
パラメーター
state _Out_
型: GameInputMouseState*
マウスとしての入力の解釈。
戻り値
型: bool
マウス入力の解釈に成功した場合に true を返します。 マウス入力として認識されていない入力を読み取ろうとした場合は false を返します。
解説
一部の IGameInputReading に対して有効な解釈を返す Get*State 関数を調べるには、IGameInputReading::GetInputKind メソッドを呼び出します。 各 Get*State 関数には、IGameInputReading::GetInputKind 列挙型に対応するエントリがあります。 対応する IGameInputReading::GetInputKind フラグが設定されていない Get*State 関数を呼び出そうとすると、関数は既定の休止値と false の戻り値を返します。
マウスの動きは、絶対位置ではなく一連のデルタ値としてデバイスからネイティブにレポートされます。 残念ながら、現在のマウスの読み取り値を定期的に要求すると複数の中間デルタを見逃す可能性が高いので、これはポーリング API とあまり互換性がありません。 ポーリング API を使用して、さまざまなマウスの読み取り値の履歴をたどって、デルタを追加するアプリケーションを強制的に実行するのではなく、GameInput API で"位置" の仮想値にデルタを連続して累積することで、マウスの動きを把握します。 アプリケーションは、それから取得した以前の読み取り値から "位置" の値を減算して、独自のデルタを計算します。 これにより、連続した読み取り値を計算したときの個々のデルタ、または中間的な読み取り値が意図的にスキップされた場合の累積デルタにアクセスできます。 マウスの "位置" の値は、すべての移動デルタの合計にすぎず、画面の空間座標と相関しない点を強調しておきます。
要件
ヘッダー: GameInput.h
ライブラリ: xgameruntime.lib
サポートされているプラットフォーム: Windows、Xbox One ファミリー本体、Xbox Series 本体