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Fabric SQL データベース ミラーリングの制限事項 (プレビュー)

このページでは、Fabric SQL データベース ミラーリングでの現在の制限事項の一覧を示します。 このページは変更されることがあります。

トラブルシューティングについては、以下をご覧ください。

Microsoft Fabric SQL Database の一般的な制限事項については、「Microsoft Fabric SQL Database (プレビュー) に関する制限事項」をご覧ください。

重要

この機能はプレビュー中です。

データベース レベルの制限事項

  • 現在、Fabric の SQL データベースのミラーリングを無効にすることはできません。
  • SQL データベースのミラーリングでは、Fabric SQL データベースが存在するワークスペースに対してだけミラー化できます。
  • 1 つのデータベースからミラー化できるテーブルの最大数は 1000 です。 テーブルを増やすことができますが、1000 を超えて作成されたテーブルはミラーリングからスキップされます。

セキュリティ機能

テーブル レベル

  • 主キーにサポートされていないデータ型が含まれている場合は、テーブルをミラー化できません。
  • 次のいずれかの機能が使われているソース テーブルを、Fabric OneLake にミラー化することはできません。
    • クラスター化列ストア インデックスを作成することはできますが、そのようなテーブルを Fabric OneLake にミラー化することはできません。
    • テンポラル履歴テーブルと台帳履歴テーブル
    • Always Encrypted
    • インメモリ テーブル
    • グラフ
    • 外部テーブル
  • 次の表レベルのデータ定義言語 (DDL) 操作は許可されません:
    • パーティションの交換/分割/統合
    • 主キーの変更
    • テーブルを変更して DATA COMPRESSION = ROW または PAGE でパーティションを再構築することはできません。
  • DDL が変更されると、変更されたテーブルの完全なデータ スナップショットが再開され、データが再シードされます。
  • ビューは OneLake にミラー化されません。
  • ストアド プロシージャは OneLake にミラー化されません。
  • テーブルでは ALTER INDEX ALL は使用できません。 名前で参照される個々のインデックスを変更することはできます。
  • テンポラル テーブルの場合、データ テーブルはミラー化されますが、履歴テーブルはミラーリングから除外されます。
    • 既存の 2 つのテーブルのシステム バージョン管理を追加すると (テンポラルへの変換)、既存の履歴テーブルはミラーリングから自動的に除外されます (過去にミラー化された場合でも)。
    • システム バージョン管理を削除すると (履歴テーブルからテンポラル データを分割)、履歴テーブルはスタンドアロン テーブルとして扱われ、ミラーリングに自動的に追加されます。
  • フルテキスト インデックス作成はサポートされておらず、Microsoft Fabric SQL Database では作成できません。
  • [レプリケーション モニター] ページの NotSupported レプリケーション状態には、テーブルに固有の状態情報が含まれており、多くの場合、サポートされていないデータ型が原因です。
  • 現在のプレビューでは、テーブルに json または ベクトル データ型がある場合、テーブルをミラー化することはできません。
    • 現時点では、Fabric での SQL データベースでは、ベクトル または json データ型を変更することはできません。

列レベル

  • ソース テーブルに計算列が含まれている場合、これらの列はスキップされ、ミラー化できません。
  • ソース テーブルにこれらいずれのデータ型を含む列が含まれている場合、これらの列を Fabric OneLake にミラー化することはできません。 ミラーリングでは、次のデータ型はサポートされていません:
    • image
    • text/ntext
    • xml
    • rowversion/タイムスタンプ
    • sql_variant
    • ユーザー定義型 (UDT)
    • geometry
    • geography
    • hierarchyid
  • Delta Lake では、6 桁の精度のみがサポートされます。
    • SQL 型 datetime2 の列は、小数秒の有効桁数が 7 であり、Fabric OneLake の Delta ファイルには同じ有効桁数の対応するデータ型がありません。 この型の列がミラー化されて、小数秒の 7 桁がトリミングされた場合、精度が低下します。
    • 主キーが次のいずれかのデータ型である場合は、テーブルをミラー化できません: datetime2(7)datetimeoffset(7)time(7)。ここで、7 は 7 桁の精度です。
    • datetimeoffset(7) データ型は、Fabric OneLake の Delta ファイルに同じ有効桁数の対応するデータ型がありません。 この型の列がミラー化された場合、精度が失われます (タイム ゾーンと時刻小数 7 桁目の損失)。
  • SQL テーブルの列名には、スペースや次の文字 ,;{}()\n\t= を含めることはできません。
  • サイズが 1 MB を超えるラージ バイナリ オブジェクト (LOB) 型の列がテーブルに 1 つ以上ある場合、Fabric OneLake では列データのサイズが 1 MB に切り詰められます。

SQL 分析エンドポイントの制限事項