ドキュメントの状態とライフサイクル
この記事では、Microsoft Dynamics 365 Commerce のページ要素のさまざまなドキュメントの状態について説明します。
ドキュメントの状態の説明
ページ要素 の記事では、コンテンツ管理システム (CMS) 内のさまざまなドキュメント タイプを一覧表示します。 これらのドキュメント タイプは、オーサリング ツールで複数の状態を持つことができます。 ドキュメントの状態によって、データの競合を防ぎ、バージョン管理を行うことができます。 これらは、ドキュメントを変更できるユーザー、ドキュメントを変更できる場合、および他のユーザーが変更を表示できる場合を決定します。
次の表は、コマースのページ要素の可能なドキュメント状態を示しています。
ドキュメントの状態 | サイト ビルダー アクション | 説明 |
---|---|---|
チェックアウト済み | 編集を選択します。 | 該当するドキュメントが、チェックアウトされています。 ドキュメントがこの状態の間は、他の認証されたシステム ユーザーがドキュメントを変更することはできず、ドキュメントに加えた変更は自分だけに表示されます。 |
保存されました | 保存 を選択します。 | チェックアウトしたドキュメントに対して行われた変更はデータベースに保存されますが、ドキュメントはまだチェックインまたは公開されていません。 保存された変更は、作成者が 編集完了 を選択するまで、他の認証済みシステム ユーザーには表示されません。 品目が公開されるまで、外部ユーザーには表示されません。 |
破棄済チェックアウト | 編集の破棄 を選択します。 | チェックアウトしたドキュメントへのすべての変更が破棄され、品目はチェックインされた最後のバージョンに戻ります。 |
チェックインされました | 編集完了 を選択します。 | 編集したドキュメントがチェックインされます。 すべての変更は、他の認証済みシステム ユーザーに表示され、それらのユーザーはドキュメントを編集できます。 各チェックインでは、品目の履歴にドキュメント バージョンのレコードが作成されます。 |
公開済 | 公開を選択します。 | ドキュメントが発行され、変更が実際のサイトにプッシュされ、外部ユーザーによって検出可能になります。 編集完了 を選択して、最初にチェックインした場合にのみ、アイテムを発行できます。 |