Private Protected (Visual Basic)
キーワード組み合わせ Private Protected
はメンバー アクセス修飾子です。 Private Protected
メンバーは、その親クラスのすべてのメンバーと、親クラスから派生した型でアクセスできますが、それらがその親アセンブリにも存在する場合に限られます。
Private Protected
は、クラスのメンバーに対してのみ指定できます。構造体は継承できないため、構造体のメンバーに Private Protected
を適用することはできません。
Private Protected
アクセス修飾子は Visual Basic 15.5 以降でサポートされています。 これを使用するには、次の要素を Visual Basic プロジェクト (*.vbproj) ファイルに追加します。 システムに Visual Basic 15.5 以降がインストールされている限り、Visual Basic コンパイラの最新バージョンでサポートされているすべての言語機能を利用できます。
<PropertyGroup>
<LangVersion>latest</LangVersion>
</PropertyGroup>
詳細については、Visual Basic 言語バージョンの設定に関するページを参照してください。
Note
Visual Studio で、private protected
に対して F1 ヘルプを選択すると、private または protected のヘルプが表示されます。 IDE では、複合語ではなくカーソルの下にある 1 つのトークンが選択されます。
ルール
- 宣言コンテキスト。
Private Protected
は、クラス レベルでのみ使用できます。 つまり、Protected
要素の宣言コンテキストはクラスにする必要があり、ソース ファイル、名前空間、インターフェイス、モジュール、構造体、またはプロシージャにすることはできません。
動作
アクセス レベル。 クラス内のすべてのコードで、その要素にアクセスできます。 基底クラスから派生し、同じアセンブリに含まれるすべてのクラスのコードで、基底クラスのすべての
Private Protected
要素にアクセスできます。 ただし、基底クラスから派生し、別のアセンブリに含まれるクラスのコードでは、基底クラスのPrivate Protected
要素にアクセスできません。アクセス修飾子。 アクセス レベルを指定するキーワードは、アクセス修飾子と呼ばれます。 アクセス修飾子の比較については、「Visual Basic でのアクセス レベル」を参照してください。
Private Protected
修飾子は、次のコンテキストで使用できます。
入れ子になったクラスの Class ステートメント
クラスに入れ子にされたデリゲートの Delegate ステートメント
クラスに入れ子にされた列挙型の Enum ステートメント
クラスに入れ子にされたインターフェイスの Interface ステートメント
クラスに入れ子にされた構造体のStructure ステートメント
関連項目
.NET