SharePointListRWQueryConnection クラス

定義

名前空間:

Microsoft.Office.InfoPath

アセンブリ:

Microsoft.Office.InfoPath.dll

SharePoint リストまたはドキュメント ライブラリからデータを取得するためのデータ接続を表します。

public ref class SharePointListRWQueryConnection abstract : Microsoft::Office::InfoPath::DataConnection

public abstract class SharePointListRWQueryConnection : Microsoft.Office.InfoPath.DataConnection

type SharePointListRWQueryConnection = class
    inherit DataConnection

Public MustInherit Class SharePointListRWQueryConnection
Inherits DataConnection

継承

Object

DataConnection

SharePointListRWQueryConnection

例

次のコード例では、SharePoint サイト上の連絡先情報のリストに接続する、"Contacts" という名前のデータ接続に、次の 2 段階のプロセスを使用してアクセスしています。 "Contacts" という名前が クラスの プロパティに Item[String] 渡され、 DataConnectionCollection データ接続を表すオブジェクトが取得されます。 次に、コレクションから返されたオブジェクトが型に SharePointListRWQueryConnection キャストされます。

SharePointListRWQueryConnection spConnection = (SharePointListRWQueryConnection)this.DataConnections["Contacts"];

Dim spConnection As SharePointListRWQueryConnection = _
   DirectCast(Me.DataConnections("Contacts"), _
   SharePointListRWQueryConnection)

データ接続への参照が設定されたら、オブジェクトのプロパティまたはメソッドを SharePointListRWQueryConnection 使用できます。 次のコード例では、文字列変数を、基底クラスから継承された プロパティによって Name 返される値に DataConnection 設定します。

string spName = spConnection.Name; Dim spName As String = spConnection.Name

注釈

クラスは SharePointListRWQueryConnection 、SharePoint リストまたはドキュメント ライブラリからデータを取得するために必要なすべての情報を指定する InfoPath で作成されたセカンダリ データ接続を表します。 SharePoint リストまたはドキュメント ライブラリへのセカンダリ データ接続を含むフォーム テンプレートを作成するには、[データ] タブの [データ接続] コマンドを使用します。

注: クラスのSharePointListRWQueryConnectionメンバーで記述されたコードは、InfoPath 2003 または InfoPath 2007 で作成された SharePoint リストまたはドキュメント ライブラリへのデータ接続、InfoPath 2007 フォーム テンプレートのいずれかで作成された新しいフォーム テンプレート内のデータ接続、または [データ Connections] ダイアログ ボックスの [以前のバージョンへの変換] ボタンを使用したデータ接続との互換性がありません。 以前のバージョンの InfoPath との互換性を維持する必要がない場合、クラスのメンバーを使用してコードを記述する場合は、[データ Connections] ダイアログ ボックスの [現在のSharePointListRWQueryConnectionバージョンに変換] ボタンを使用してデータ接続を変換します。

注: SharePoint リスト テンプレートを使用して新しいフォーム テンプレートを作成することで、SharePoint リストへのプライマリ (メイン) データ接続を作成できます。 ただし、このようなフォームの背後にフォーム コードを記述することはできません。これは、ルールなどの宣言型ロジックのみが、SharePoint List テンプレートで作成されたフォーム テンプレートでサポートされているためです。 このため、クラスとそのメンバーを SharePointListRWQueryConnection 使用して、SharePoint リストへのプライマリ データ接続を操作することはできません。

クラスは SharePointListRWQueryConnection 、データ接続の名前と、接続がデータを取得する SharePoint Foundation または Microsoft SharePoint Server サイト上のリストまたはドキュメント ライブラリの URL を取得するために使用できるプロパティを提供します。

データ接続に関連付けられているオブジェクトにSharePointListRWQueryConnectionアクセスするには、 クラスの プロパティをDataConnectionsXmlForm使用して、フォーム テンプレートの からDataConnectionCollection接続を返します。

基本クラスから継承された既定 Execute() の DataConnection メソッドは、デザイン時に InfoPath フォーム テンプレートで宣言的に定義された値を使用して、クエリまたは送信操作を実行します。 さらに、 クラスには SharePointListRWQueryConnection メソッドが Execute(XPathNavigator) 用意されています。これにより、返されるデータを挿入する別の場所を指定できます。

コンストラクター

SharePointListRWQueryConnection()

SharePoint リストまたはドキュメント ライブラリからデータを取得するためのデータ接続を表します。

プロパティ

ContentTypeId	オブジェクトに関連付 SharePointListRWQueryConnection けられている SharePoint リストのコンテンツ タイプ ID を取得または設定します。
ListId	オブジェクトに関連付 SharePointListRWQueryConnection けられている SharePoint リストのリスト ID を取得または設定します。
Name	データ接続の名前を取得します。 (継承元 DataConnection)
SiteUrl	オブジェクトに Uri 関連付けられている SharePoint Foundation サイトの URL を表すオブジェクトを Microsoft.Office.InfoPath.SharepointListRWQueryConnection 取得または設定します。

メソッド

Execute()	どの ConnectionTypeConnection クラスから呼び出されたかに応じて、送信されるデータ、クエリ パラメーター、または取得するデータに対して宣言的に定義された値を使用して、データ接続で送信操作またはクエリ操作を実行します。 (継承元 DataConnection)
Execute(XPathNavigator)	返されるデータを挿入する別の場所を指定できるように、既定 Execute() のメソッドをオーバーライドします。