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__vmx_vmclear

Microsoft 固有の仕様

指定された仮想マシンの制御構造 (VMCS) を初期化し、その起動状態を Clear に設定します。

構文

unsigned char __vmx_vmclear(
   unsigned __int64 *VmcsPhysicalAddress
);

パラメーター

VmcsPhysicalAddress
[in] クリアする VMCS の物理アドレスを含む 64 ビット メモリ位置を指すポインター。

戻り値

意味
0 操作が成功しました。
1 現在 VMCS の VM-instruction error field で有効な拡張状態が発生したため、操作は失敗しました。
2 有効な状態がないため操作は失敗しました。

解説

アプリケーションでは、__vmx_vmlaunch または __vmx_vmresume 関数を使用して VM 入力操作を実行できます。 __vmx_vmlaunch 関数は、起動状態が Clear の VMCS でのみ使用できます。__vmx_vmresume 関数は、起動状態が Launched の VMCS でのみ使用できます。 そのため、__vmx_vmclear 関数を使用して、VMCS の起動状態を Clear に設定します。 最初の VM 入力操作には __vmx_vmlaunch 関数を使用し、後続の VM 入力操作には __vmx_vmresume 関数を使用します。

__vmx_vmclear 関数は VMCLEAR マシン語命令と同じです。 この関数は、ホストの仮想マシンのモニターと、ゲスト オペレーティング システムとそのアプリケーションとの対話をサポートします。 詳細については、Intel Corporation のサイトで "IA-32 Intel アーキテクチャ向け Intel 仮想化技術仕様" (ドキュメント番号 C97063-002) というドキュメントを検索してください。

要件

Intrinsic Architecture
__vmx_vmclear x64

ヘッダー ファイル<intrin.h>

Microsoft 固有の仕様はここまで

関連項目

コンパイラの組み込み
__vmx_vmlaunch
__vmx_vmresume