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識別フィールドを使用したインスタンス メッセージの処理

識別フィールド メカニズムを使用してプロパティを昇格する場合、プロパティ スキーマを作成する必要はありません。 すべてのプロパティの昇格と同様に、[プロパティの昇格] ダイアログ ボックスを使用します。このダイアログ ボックスには、メッセージ スキーマの [スキーマ] ノードの [プロパティの昇格] プロパティを使用するか、または Promote | を使用してアクセスできます。BizTalk またはショートカット メニューの [プロモーションの表示] コマンド。

[ プロパティの昇格 ] ダイアログ ボックスで、ダイアログ ボックスの右側で [ 識別フィールド ] タブが選択されていることを確認します。 次に、ダイアログ ボックスの左側にあるスキーマ ツリー内のノードを展開して、識別フィールドとして昇格させる [フィールド要素 ] ノードまたは [フィールド属性 ] ノードを見つけて選択し、[ 追加] をクリックします。 [プロパティの昇格] ダイアログを使用してプロパティを識別フィールドに昇格する手順については、「識別フィールドとしてメッセージ コンテキストにデータをコピーする」を参照してください。

Note

Record ノードをプロパティ スキーマの Field Element ノードに昇格することもできますが、レコード ノードの Content Type プロパティが SimpleContent に設定されている場合に限ります。

識別フィールドとして昇格されるプロパティのセットからノードを削除するには、[識別フィールド] タブで昇格 された プロパティを選択し、[ 削除] をクリックします。

識別フィールドのメカニズムを使ってプロパティを昇格させると、ルート要素の注釈サブ要素内に、XSD (XML Schema Definition) 言語のコードが追加されます。 次の例は、識別フィールドのメカニズムを使って昇格させた 2 つのプロパティのコードを示しています。

<b:properties>  
    <b:property distinguished="true"  
        xpath="/*[local-name()='Record' and namespace-  
         uri()='http://BizTalk_Server_Project1.Schema11']/*[local-  
         name()='test']/*[local-name()='Field1']" />  
    <b:property distinguished="true"  
        xpath="/*[local-name()='Record' and namespace-  
         uri()='http://BizTalk_Server_Project1.Schema11']/*[local-  
         name()='test']/*[local-name()='Field5' and position()='1']" />  
</b:properties>  

参照

メッセージ処理を管理するためのメッセージの内容の使用方法
メッセージ コンテキストに識別フィールドとしてデータをコピーする方法