識別フィールドとしてメッセージ コンテキストにデータをコピーする方法
このトピックでは、識別フィールドとしてプロパティを昇格する手順について説明 します。
次の理由により、プロパティ フィールドの昇格よりも識別フィールドの昇格を選択できます。
プロパティ フィールド の値の長さは 255 文字に制限されています。
プロパティ フィールド の値はデータベースに格納されるため、 識別フィールドよりもオーバーヘッドが高くなります。 識別フィールドには 、追加のストレージは必要ありません。基本的には XPath のエイリアスであるため、オーケストレーションは関連する値にメッセージから直接簡単にアクセスできます。
プロパティを識別フィールドとして昇格させるには
BizTalk エディターで、1 つ以上のプロパティを昇格させるスキーマを開き、識別フィールドとして昇格させる (最初の) フィールド要素、 フィールド属性、または Record ノードを選択 します。
Note
レコード ノードが含まれるコンテンツの種類に関係なく、レコード ノードを 識別フィールドとして昇格することはできません。
選択したノードを右クリックし、[ 昇格] をクリックし、[ プロモーションの表示] をクリックします。
[ プロパティの昇格 ] ダイアログ ボックスが開き、選択したノードがダイアログ ボックスの左側にあるスキーマ ツリーで選択されている状態で表示されます。
[ プロパティの昇格 ] ダイアログ ボックスで、[ 識別フィールド ] タブを選択します。
[ プロパティ の昇格] ダイアログ ボックスの左側にあるスキーマ ツリーで、昇格するノードを選択したまま、[ 追加] をクリックします。
許可されている場合は、選択したノードが [ 識別フィールド ] タブの一覧に追加されます。許可されていない場合は、メッセージ ボックスに説明が表示されます。
ダイアログ ボックスの左側にあるスキーマ ツリーで、昇格する追加のノードを選択し、各選択の後に [追加 ] をクリックできます。
設定が完了したら [OK] をクリックします。
昇格するために選択したノードが、[ 識別フィールド] になりました。