SQL Server Management Studio を使用して Synapse SQL に接続する
SQL Server Management Studio (SSMS) からサーバーレス SQL プールまたは専用 SQL プール リソースを使用して、Azure Synapse Analytics の Synapse SQL に接続し、クエリを実行することができます。
Note
サーバーレス SQL プールでサポートされるツール:
- Visual Studio Code 用の mssql 拡張機能。
- SSMS は、バージョン 18.5 以降で部分的にサポートされています。 接続とクエリにのみ使用できます。
前提条件
- SQL Server Management Studio (SSMS)。
- データ ウェアハウス。 専用 SQL プール用のデータ ウェアハウスを作成するには、「専用 SQL プールを作成する」を参照してください。 サーバーレス SQL プールの場合は、"Built-in" という名前のデータ ウェアハウスが作成時点でワークスペースに既にプロビジョニングされています。
- 完全修飾 SQL サーバー名。 この名前を見つける方法については、「Synapse SQL に接続する」を参照してください。
Synapse SQL に接続する
専用 SQL プールを使用して Synapse SQL に接続するには、次の手順に従います。
SQL Server Management Studio (SSMS) を開きます。
[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスの各フィールドに値を入力し、 [接続] を選択します。
- サーバー名: 前の手順で特定したサーバー名を入力します。
- [認証]: 認証の種類を選択します ([SQL Server 認証]、[Active Directory 統合認証] など)。
- [ログイン] および [パスワード]: [SQL Server 認証] を選択した場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
オブジェクト エクスプローラーで Azure SQL Server を展開します。 サンプル
AdventureWorksDW
データベースなど、サーバーに関連付けられているデータベースを確認できます。 データベースを展開することで、テーブルを表示できます。
サンプル クエリの実行
データベース接続を確立したら、データのクエリを実行できます。
SQL Server オブジェクト エクスプローラーでデータベースを右クリックします。
[新しいクエリ] を選択します。 新しいクエリ ウィンドウが開きます。
クエリ ウィンドウに次の Transact-SQL (T-SQL) クエリを貼り付けます。
SELECT COUNT(*) FROM dbo.FactInternetSales;
Execute
を選択してクエリを実行するか、ショートカット キーF5
を使用します。クエリ結果を確認します。 次の例では、
FactInternetSales
テーブルには 60,398 行が含まれています。