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Azure Data Studio を使用して Synapse SQL に接続する

Azure Data Studio を使用して Azure Synapse Analytics の Synapse SQL に接続し、クエリを実行することができます。

接続する

Synapse SQL に接続するには、Azure Data Studio を開いて [新しい接続] を選択します。

Open Azure Data Studio

[接続の種類][Microsoft SQL Server] を選択します。

この接続には、次のパラメーターが必要になります。

  • サーバー:<Azure Synapse workspace name>-ondemand.sql.azuresynapse.net 形式のサーバー
  • データベース: データベース名

Note

サーバーレス SQL プールを使用する場合、URL は次のようになります。

  • <Azure Synapse workspace name>-ondemand.sql.azuresynapse.net

専用 SQL プールを使用する場合、URL は次のようになります。

  • <Azure Synapse workspace name>.sql.azuresynapse.net

[認証の種類] として、[Windows 認証][Microsoft Entra ID][SQL ログイン] のいずれかを選択します。

認証の種類として [SQL ログイン] を使用する場合は、ユーザー名とパスワードのパラメーターを追加します。

  • ユーザー: サーバーのユーザー。<User> 形式で指定します。
  • パスワード: ユーザーに関連付けられているパスワード

Microsoft Entra ID を使用するには、必要な認証の種類を選択する必要があります。

Microsoft Entra authentication

次のスクリーンショットは、 [Windows 認証][接続の詳細] を示しています。

Windows Authentication

次のスクリーンショットは、 [SQL ログイン] を使用した [接続の詳細] を示しています。

SQL Login

ログインに成功すると、次のようなダッシュボードが表示されます: Dashboard

クエリ

接続後、Synapse SQL のインスタンスに対し、サポートされている Transact-SQL (T-SQL) ステートメントを使用してクエリを実行することができます。 最初に、ダッシュボード ビューから [新しいクエリ] を選択します。

New Query

たとえば、サーバーレス SQL プールを使用して Parquet ファイルを照会するには、次の Transact-SQL ステートメントを使用します。

SELECT COUNT(*)
FROM  
OPENROWSET(
    BULK 'https://azureopendatastorage.blob.core.windows.net/censusdatacontainer/release/us_population_county/year=20*/*.parquet',
    FORMAT='PARQUET'
)

次のステップ

Synapse SQL に接続する他の方法を詳しく見てみましょう。

詳細については、「Azure Synapse Analytics の専用 SQL プールを使用して接続先となる Azure Data Studio を使用し、クエリを実行する」を参照してください。