WsdCodeGen コマンド ライン構文
WsdCodeGen には、構成ファイルの生成と WSDAPI クライアントとホスト アプリケーションのソース コードの生成という 2 つの関数があります。 このトピックでは、各タスクの実行に使用されるコマンド ライン構文について説明します。
構成ファイルの生成
構文
WSDCODEGEN.EXE /generateconfig:{client|host|all} [/outputfile:ConfigFileName] WSDLFileNameList
パラメーター
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/generateconfig:{client | host | all}
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出力構成ファイルで生成されるコードの種類。 /generateconfig:client は、クライアント コードを生成するための構成ファイルを生成するために使用されます。/generateconfig:host は、ホスト コードを生成するための構成ファイルを生成するために使用されます。/generateconfig:all は、クライアントコードとホスト コードの両方を生成するための構成ファイルを生成するために使用されます。
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**/outputfile:**ConfigFileName
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この省略可能なパラメーターは、出力構成ファイルのファイル名を指定するために使用されます。 このパラメーターが除外されている場合、出力構成ファイルの名前は codegen.config です。
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/pnpx
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構成ファイルに PnP-X テンプレートを含めます。
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WSDLFileNameList
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WsdCodeGen によって処理される WSDL ファイルのスペース区切りのリスト。
ソース コードの生成
構文
WSDCODEGEN.EXE /generatecode [/download] [/gbc] [outputroot:path] [/writeaccess:command] ConfigFileName
パラメーター
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/generatecode
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WsdCodeGen にソース コードを生成するよう指示します。 これは、モードが指定されていない場合の既定のモードです。
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/download
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構成ファイルによって参照されるインポートされたドキュメントをダウンロードします。 このパラメーターは省略可能です。
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/gbc
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コードが生成されたことを示すコメントをソース コードに追加します。 これらのコメントには、"Generated by" という語句がプレフィックスとして付けられます。 このパラメーターは省略可能です。
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**/outputroot:**path
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生成されたファイルの出力場所。 path には、絶対パスまたは相対パスを指定できます。 このパラメーターは省略可能です。
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**/writeaccess:**command
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WsdCodeGen がディスク上の既存のファイルを変更する前に、指定したコマンドを実行するように指示します。 ディスク上のものと同じ出力ファイルは、このコマンドを受け取らず、書き込みもされません。 コマンドにシーケンス "{0}" が含まれている場合、このシーケンスは変更するファイルのファイル名に置き換えられます。 含まれていない場合は、ファイル名がコマンドに追加されます。
例 :
/writeaccess:"attrib -r"
/writeaccess:"attrib -r {0}"
/writeaccess:"copy {0} ..\backup\"
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ConfigFileName
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コードを生成する前に処理する構成ファイルの名前。
表記規則
形式 | 意味 |
---|---|
斜体 | ユーザーが指定する必要がある情報 |
太字 | 表記されているとおりにユーザーが入力する必要がある要素 |
角かっこ ([]) | 省略可能な項目 |
中かっこ ({})、パイプ (|) で区切られた選択肢。 例: {even|odd} | ユーザーが 1 つだけ選択する必要がある一連の選択肢 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |