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DRM の個別化

保護されたコンテンツの所有者は、ユーザーがコンテンツにアクセスする前に、Windows Media Format SDK に含まれるデジタル著作権管理 (DRM) コンポーネントの一部をアップグレードする必要がある場合があります。 ユーザーがアップグレードを受け入れた場合、セキュリティ ファイルの個別バージョン (自分のコンピューターに固有のもの) が Microsoft Web サイトからダウンロードされます。 ユーザーがアップグレードを拒否すると、コンテンツにアクセスできなくなります。ただし、アップグレードを必要としない保護されていないコンテンツと保護されたコンテンツには、引き続きアクセスできます。 セキュリティ アップグレードを実行すると、DRM によって提供される保護レベルが向上します。

個別化は、セットアップ時、またはアプリケーションで保護された ASF ファイルが最初に検出されたときに実行できます。 このプロセスはユーザーのシステム コンポーネントを変更するため、アプリケーションはアップグレードを実行する前にユーザーに通知し、情報に基づいた同意を得る必要があります。 たとえば、Microsoft Windows メディア プレーヤーでは、次のテキストを含むダイアログ ボックスが表示されます。

セキュリティアップグレードが必要

アクセスしようとしている保護されたコンテンツの所有者は、最初にコンピューター上の Microsoft デジタル著作権管理 (DRM) コンポーネントの一部をアップグレードする必要があります。

[OK] をクリックして DRM コンポーネントをアップグレードします。

詳細:

[OK] をクリックすると、一意の識別子と DRM セキュリティ ファイルがインターネット上の Microsoft サービスに送信されます。 ファイルは、一意の識別子を含むカスタマイズされたバージョンに置き換えられます。 これにより、DRM によって提供される保護レベルが向上します。

個別化をサポートするアプリケーションでは、同じまたは同様の文言を使用する必要があります。 Microsoft のプライバシー ポリシーの詳細については、このドキュメントの 「プライバシーに関する声明 」セクションを参照してください。

注意

DRM は、この SDK の x64 ベースのバージョンではサポートされていません。

 

Digital Rights Management の機能

DRM アプリケーションの個別化