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ライセンスのバックアップと復元

バックアップと復元のプロセスは非同期です。 これらは、ユーザーがアプリケーションでメニュー コマンドまたはオプションを選択してライセンスをバックアップまたは復元したときにトリガーされます。 ライセンスのバックアップ先と復元元の場所をユーザーに指定できるようにする必要があります。

ライセンスをバックアップするには:

  1. WMCreateBackupRestorer 関数を使用して、バックアップ 復元オブジェクトを作成します。
  2. IWMBackupRestoreProps::SetProp メソッドを呼び出してバックアップ パス (A:\ などのファイルを書き込む場所) を設定しますまたは D:\Licenses)。
  3. IWMLicenseBackup::BackupLicenses メソッドを呼び出して、指定したパスにライセンスをバックアップします。

次のイベントが IWMStatusCallback::OnStatus メソッドに 送信されます。

  • WMT_BACKUPRESTORE_BEGIN は、バックアップ プロセスが開始されたことを示します。
  • WMT_BACKUPRESTORE_END は、バックアップ プロセスが完了したことを示します。
  • WMT_RESTRICTED_LICENSE は、権限がコンテンツ所有者によって許可されていないため、1 つ以上のライセンスをバックアップできないことを示します。

キー ID もこのメッセージに含まれます。 キー ID とメタデータを含む保護されたファイルのデータベースを実装している場合は、ライセンスをバックアップできない特定のタイトル (曲のタイトルなど) を持つメッセージをユーザーに表示できます。 それ以外の場合、メッセージは汎用であり、一部のライセンスをバックアップできないことをユーザーに通知する必要があります。

ライセンスを復元するには:

  1. WMCreateBackupRestorer 関数を使用して、バックアップ 復元オブジェクトを作成します。
  2. ライセンスがバックアップされる場所に復元パスを設定するには、 IWMBackupRestoreProps::SetProp メソッドを呼び出します。
  3. IWMLicenseRestore::RestoreLicenses メソッドを呼び出して、その場所からライセンスを復元します。

次のイベントが IWMStatusCallback::OnStatus メソッドに 送信されます。

  • WMT_BACKUPRESTORE_CONNECTING は、アプリケーションがライセンス管理サービスに接続していることを示します。
  • WMT_BACKUPRESTORE_DISCONNECTING は、アプリケーションがライセンス管理サービスから切断されていることを示します。
  • WMT_BACKUPRESTORE_BEGIN は、復元プロセスが開始されたことを示します。
  • WMT_BACKUPRESTORE_END は、復元プロセスが完了したことを示します。

注意

DRM は、この SDK の x64 ベースのバージョンではサポートされていません。

 

Digital Rights Management の機能

IWMBackupRestoreProps インターフェイス

IWMLicenseBackup インターフェイス

IWMLicenseRestore インターフェイス