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SpreadsheetItem コントロール パターン

プロパティとメソッドに関する情報など、 ISpreadsheetItemProvider を実装するためのガイドラインと規則について説明します。 SpreadsheetItem コントロール パターンは、スプレッドシートまたはその他のグリッド ベースのドキュメント内のセルのプロパティを公開するために使用されます。

SpreadsheetItem コントロール パターンは、GridItem コントロール パターンと密接に関連しています。SpreadsheetItem コントロール パターンを実装するコントロールは、GridItem コントロール パターンも実装する必要があります。 必要に応じて、コントロールで TableItem コントロール パターンを実装することもできます。 これらのコントロール パターンを実装するコントロールの例については、「 コントロールの種類とサポートされているコントロール パターン」を参照してください。

このトピックは、次のセクションで構成されています。

実装のガイドラインと規則

SpreadsheetItem コントロール パターンを実装する場合は、次のガイドラインと規則に注意してください。

ISpreadsheetItemProvider の必須メンバー

ISpreadsheetItemProvider インターフェイスを実装するために、次のプロパティとメソッドが必要です。

必須メンバー メンバーの型 メモ
計算式 プロパティ セルの Value プロパティは通常、セルの計算値を返すので、別の Formula プロパティを実装する必要があります。 数式が設定されていない場合は、 Formula プロパティを NULL にする 必要があります。
GetAnnotationObjects メソッド このセルにリンクされている注釈を参照する要素プロバイダーの配列を返します。 注釈にリンクされたプロバイダーがない場合、配列内のポインターは null にすることができます。
GetAnnotationTypes メソッド このセルの注釈を記述する注釈型識別子の配列を返します。 配列は 、GetAnnotationObjects によって返される配列と同じサイズである必要があります。

 

このコントロール パターンには、関連するイベントがありません。

概念

コントロール型とそのサポートされているコントロール パターン

スプレッドシート コントロール パターン

UI オートメーション コントロール パターンの概要

UI オートメーション ツリーの概要