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エンクレーブ構造体

次の構造体は、信頼される実行環境の作成に使用されるエンクレーブを操作する場合に使用されます。

Note

VBS エンクレーブにこれらの API を使用するには、Windows 11 ビルド 26100.2314 以降または Windows Server 2025 以降が必要です。

このセクションの内容

トピック 説明
ENCLAVE_CREATE_INFO_SGX エンクレーブの種類が ENCLAVE_TYPE_SGX の場合にエンクレーブの作成に使用するアーキテクチャ固有の情報が含まれ、これは Intel Software Guard Extensions (SGX) アーキテクチャ拡張機能のエンクレーブを指定します。
ENCLAVE_CREATE_INFO_VBS エンクレーブの種類が ENCLAVE_TYPE_VBS の場合にエンクレーブの作成に使用するアーキテクチャ固有の情報が含まれ、これは仮想化ベースのセキュリティ (VBS) エンクレーブを指定します。
ENCLAVE_IDENTITY エンクレーブのプライマリ モジュールの ID を記述します。
ENCLAVE_INFORMATION 現在実行中のエンクレーブに関する情報が含まれます。
ENCLAVE_INIT_INFO_SGX エンクレーブの種類が ENCLAVE_TYPE_SGX の場合にエンクレーブの初期化に使用するアーキテクチャ固有の情報が含まれ、これは Intel Software Guard Extensions (SGX) アーキテクチャ拡張機能のエンクレーブを指定します。
ENCLAVE_INIT_INFO_VBS エンクレーブの種類が ENCLAVE_TYPE_VBS の場合にエンクレーブの初期化に使用するアーキテクチャ固有の情報が含まれ、これは仮想化ベースのセキュリティ (VBS) エンクレーブを指定します。
IMAGE_ENCLAVE_CONFIG32 32 ビット Windows を実行するシステムのエンクレーブ構成の形式を定義します。
IMAGE_ENCLAVE_CONFIG64 64 ビット Windows を実行するシステムのエンクレーブ構成の形式を定義します。
IMAGE_ENCLAVE_IMPORT エンクレーブがインポートできるイメージの配列内のエントリを定義します。
VBS_ENCLAVE_REPORT* EnclaveGetAttestationReport 関数を呼び出して生成されるレポートに含まれる署名付きステートメントの形式を記述します。
VBS_ENCLAVE_REPORT_MODULE エンクレーブ用に読み込まれるモジュールを記述します。
VBS_ENCLAVE_REPORT_PKG_HEADER EnclaveGetAttestationReport 関数を呼び出して生成されるレポートの内容を記述します。
VBS_ENCLAVE_REPORT_VARDATA_HEADER EnclaveGetAttestationReport 関数が生成するレポートに含まれる変数データ ブロックの形式を記述します。

関連項目