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TAPI の初期化

TAPI コンポーネントを適切に機能させるには、次のようにコンピューター上に通信環境を設定する必要があります。

  • インストール は、ソフトウェアまたはハードウェアがコンピューターに最初に追加されるときに実行されます。 詳細な手順は、オペレーティング システムとソフトウェア自体によって異なります。
  • プライマリ初期化 では、オブジェクトと通信パスが作成されます。
  • バージョン ネゴシエーション により、TAPI コンポーネントでデータを交換できるようになります。
  • リソース インベントリ は、TAPI アプリケーションで使用できるデバイスに関する情報を取得します。
  • イベント通知 では、TAPI とサービス プロバイダーが非同期操作の結果と状態変更情報をアプリケーションに渡す方法を指定します。
TAPI 2.x 関数 説明
lineInitializeEx テレフォニー環境を設定し、アプリケーション ハンドルとデバイス数を返します。
lineGetDevCaps TAPI バージョンやサポートされているメディアの種類などのデバイス機能を取得します。
lineGetAddressCaps コール パークがサポートされているかどうかを示すアドレス機能を取得します。
lineOpen アプリケーションが行を使用し、どのような方法で TAPI に通知します。
lineGetMessage イベント ハンドル通知メカニズムを使用しているアプリケーションに配信するためにキューに入っている次の TAPI メッセージを返します。

 

TAPI 3.x インターフェイスまたはメソッド 説明
ITTAPI::Initialize テレフォニー環境を設定します。
ITTAPI::EnumerateAddresses 現在使用可能なアドレスを列挙します。
ITTAPI::get_Addresses 現在使用可能なアドレスのコレクションを作成します。 Visual Basic で記述されたものなど、Automation クライアント アプリケーション用に提供されます。
ITTAPIEventNotification::Event 非同期イベント通知への応答を決定します。 TAPI によって呼び出されるアプリケーションによって実装されます。
ITTAPI::p ut_EventFilter アプリケーションに必要なイベントを TAPI に通知するイベント フィルター マスクを設定します。
ITTAPI::RegisterCallNotifications 指定したアドレスとメディアの種類のセットに対してアプリケーション受信セッションを渡すように TAPI に指示します。
ITMediaSupport アプリケーションがアドレスのメディア サポート機能を検出できるようにします。