AnalysisModes 列挙
IInkAnalyzer がインク分析を実行する方法を指定します。
構文
typedef enum AnalysisModes {
AnalysisModes_None = 0x0000,
AnalysisModes_AutomaticReconciliation = 0x0002,
AnalysisModes_StrokeCacheAutoCleanup = 0x0004,
AnalysisModes_PersonalizationEnabled = 0x0008,
AnalysisModes_Default = 0x000d
} AnalysisModes;
定数
-
AnalysisModes_None
-
モードは指定されません。
-
AnalysisModes_AutomaticReconciliation
-
中間結果または最終結果の準備が整うとすぐに 、IInkAnalyzer が調整操作を自動的に開始するかどうか。
このモードが有効になっている場合、 _IAnalysisEvents::ReadyToReconcile イベントは発生しません。 このモードを無効にすると、 _IAnalysisEvents::ReadyToReconcile イベントが発生します。
-
AnalysisModes_StrokeCacheAutoCleanup
-
分析を実行する前 に、IInkAnalyzer がストローク キャッシュから不要なストロークを自動的にクリアするかどうか。
このモードが有効になっている場合、 IInkAnalyzer は分析を実行する前にストローク データをクリアします。 コードでは、 _IAnalysisEvents::UpdateStrokesCache イベントも処理する必要があります。 _IAnalysisEvents::UpdateStrokesCache イベントが処理されない場合は、例外が発生します。 このチェックは、分析 (または BackgroundAnalyze) フェーズと調整フェーズの両方で実行されます。
このモードが無効になっている場合、 IInkAnalyzer はストローク データをクリアしません。 ストローク データをクリアするには、 IInkAnalyzer::ClearStrokeData メソッドを呼び出します。 このモードが無効になっている場合、IInkAnalyzer がキャッシュをクリアしたストロークの最新のストローク データを取得できるように、_IAnalysisEvents::UpdateStrokesCache イベントが発生します。 ストローク キャッシュがクリアされていても、 _IAnalysisEvents::UpdateStrokesCache イベントが処理されない場合は、例外が発生します。
-
AnalysisModes_PersonalizationEnabled
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手書き認識のパーソナル化が有効になっています。
-
AnalysisModes_Default
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すべてのモードが有効になっています。
解説
この列挙では、そのメンバー値のビットごとの組み合わせが可能になります。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
サポートなし |
Header |
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