システム センサー プール
システム センサー プールは、Windows 認証 サービスへのアクセスを提供する共有可能な生体認証ユニットのコレクションです。 このプールは、Winlogon、UAC、および SID を特定の生体認証テンプレートに関連付けるその他のクライアントによって使用されます。 システム プール内の生体認証ユニット:
- 複数のクライアント アプリケーションで共有できます。
- 生体認証操作の完了によって生成されたイベント通知を、現在のウィンドウ フォーカスを持つアプリケーションにのみ送信します。
- アカウント SID を使用して、テンプレート ID を表します。 1 つのユーザー アカウントに関連付けられているすべてのテンプレートには、そのアカウントに割り当てられた SID がタグ付けされます。
- Windows 生体認証サービスによって提供される信頼できるテンプレート ストレージに依存します。
生体認証ユニットは、次の場合にシステム プールに含めることができます。
- 基本モードで動作し、生体認証キャプチャ デバイスとしてのみ機能するように構成されています。
- 高度なモードで動作するように構成されていますが、オンボード テンプレート ストレージはありません。 つまり、Microsoft が提供するストレージ アダプターとテンプレート ストアを使用する必要があります。
- 高度なモードで動作するように構成され、オンボード テンプレート ストレージが含まれており、必要なハッシュを生成できます。
新しいセンサー デバイスが接続されると、Windows 生体認証サービスによって生体認証ユニットが作成され、そのユニットがシステム センサー プールで使用されるように構成されます。 構成が成功しなかった場合、生体認証ユニットは未割り当てのセンサー プールに配置されます。
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