プライベート センサー プール
プライベート センサー プールは、クライアント アプリケーションによって排他的に使用するために予約された生体認証ユニットのコレクションです。 プライベート プールは、独自の認証方法をサポートし、クライアント アプリケーションがベンダー指定の制御コマンドを使用して生体認証ユニットにアクセスできるようにします。 プライベート センサー プール内の生体認証ユニット:
- プールを作成したクライアント アプリケーションでのみ使用できます。
- 現在のウィンドウフォーカスに関係なく、生体認証操作の完了によって生成されたイベント通知をアプリケーションに直接送信します。
- GUID を使用して生体認証テンプレートを識別します。
- アプリケーションが選択した単一のテンプレート データベースを共有します。
クライアント アプリケーションが次の場合は、プライベート センサー プールを使用する必要があります。
- アプリケーション固有のテンプレート データベースを使用する専用の生体認証ユニットのコレクションを管理します。 たとえば、従業員が指紋リーダーで指をスワイプして職場に到着することを通知する従業員出席アプリケーションを考えてみましょう。 従業員は、アプリケーションを実行しているコンピューターに Windows アカウントを持っていません。 代わりに、指紋は、出席アプリケーションによって管理される GUID によって識別されます。
- 単にサンプルを SID にマップするのではなく、生体認証サンプルを収集します。
- 生体認証ユニット ハードウェアをメンテナンス モードにして、ファームウェアを更新します。
- ベンダー定義の制御コマンドを生体認証ユニットのハードウェアまたはソフトウェアに送信します。
- 高度なモードで動作するようにオンボード ストレージを使用して生体認証ユニットを構成しようとしますが、ユニットは必要なハッシュ操作を実行できません。
- リモート デスクトップ クライアント セッションから実行されます。
Note
アプリケーションでは、指紋生体認証専用のプライベート センサー プールを作成できます。 アプリケーションが他の何か (Face など) 用に作成しようとすると、要求は失敗します。
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