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属性のエイリアシングとマーシャリング

分散アプリケーションは、ほとんどの場合、インターフェイス プロシージャを呼び出すときにクライアント プログラムとサーバー プログラムの間でデータを渡します。 開発者は MIDL を使用して、クライアントプログラムとサーバー プログラムが標準の方法で渡すデータを記述します。 MIDL コンパイラは、データをネットワーク経由で送信できる標準化された形式に変換するクライアントとサーバー用のアプリケーション スタブ (プロキシ) プログラムを作成します。 この形式であるネットワーク データ表現 (NDR) 形式は、多くの場合、データのワイヤ形式と呼ばれます。 スタブは、プログラムのメモリ空間内のネイティブ形式のデータを NDR に変換する必要があります。 この変換は、データのマーシャリングと呼びます。 クライアントまたはサーバー プログラムは、データを受信するときに、NDR からそのプログラムのネイティブ形式にデータを変換する必要があります。 これは、データのマーシャリング解除と呼ばれます。

エイリアス属性とマーシャリング属性を使用して、データを NDR 形式にパッケージ化し、ネットワーク経由で送信する方法を制御します。

属性 使用法
call_as リモート プロシージャ 呼び出しに、削除できない関数をマップします。
iid_is ポインターのオブジェクトである COM インターフェイスのインターフェイス識別子を提供します。
transmit_as データ型を、ネットワーク経由で転送するためのより単純な型に変換します。
wire_marshal transmit_asと同様ですが、データのサイズ、マーシャリング、マーシャリング解除、解放を行うルーチンを実装します。

 

型変換と ACF 属性のマーシャリング