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ACF 属性のType-Conversionとマーシャリング

これらの属性を使用して、ネットワーク経由でのデータの送信方法を制御します。

属性 使用
エンコード デコード スタブに対して生成する型またはプロシージャのシリアル化 (pickling) ルーチンを公開するように MIDL に指示します。 クライアント アプリケーションは、これらのルーチンを呼び出して、値によってデータをマーシャリングできます。
represent_as クライアントのデータ型の正確な性質がサーバーに対して重要でない場合 (実際の構造ではなくデータ自体のみが必要であるため)、または実際のクライアントの種類がコンパイル時に MIDL に対して不明な場合に、ネットワーク上でデータ型を表す方法を指定します。 たとえば、クライアント アプリケーションで浮動小数点数のリンクされたリストを使用する場合、そのリストのワイヤ表現を float 型の配列に指定できます。
user_marshal 独自のマーシャリング ルーチンを実装することで、ネットワーク経由でデータを送信する方法を制御します。 この属性は、MIDL に不明なデータ型がある場合、またはビッグ エンディアン プラットフォームとリトル エンディアン プラットフォーム間で情報を渡す場合に便利です。

 

DCE マーシャリング属性 in_line および out_of_line は、Microsoft RPC では実装されていません。 MIDL コンパイラは、複雑なデータ型を行外に自動的にマーシャリングします。