LBSELCHSTRING メッセージ
[Windows Vista 以降、 共通のダイアログ ボックスと [名前を付けて保存 ] ダイアログ ボックスは、[ 共通項目] ダイアログボックスに置き換えられます。 [共通ダイアログ ボックス ライブラリ] のダイアログ ボックスではなく、共通項目ダイアログ API を使用することをお勧めします。
[ 名前を付けて開く ] または [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスは、ダイアログ ボックスのリスト ボックスまたはコンボ ボックスで選択内容が変わると、 LBSELCHSTRING 登録済みメッセージをフック プロシージャに送信します。
#define LBSELCHSTRING TEXT("commdlg_LBSelChangedNotify")
パラメーター
-
wParam
-
選択範囲が変更されたリスト ボックスまたはコンボ ボックスの識別子。
-
lParam
-
下位ワードは、リスト ボックスまたはコンボ ボックスで選択した文字列の項目番号を指定します。 上位ワードは、選択変更の種類を指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
値 説明 - CD_LBSELCHANGE
- 0
項目は、単一選択リスト ボックスで選択されている唯一の項目です。 - CD_LBSELADD
- 2
アイテムは、複数選択リスト ボックスで選択されている項目の 1 つです。 - CD_LBSELSUB
- 1
複数選択リスト ボックスでアイテムが選択されなくなりました。 - CD_LBSELNOITEMS
- -1
複数選択リスト ボックスに項目が存在しません。
戻り値
このメッセージには戻り値がありません。
解説
ダイアログ ボックスから送信されたメッセージの識別子を取得するには、フック プロシージャで RegisterWindowMessage 関数の呼び出しで LBSELCHSTRING 定数を指定する必要があります。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|
Unicode 名と ANSI 名 |
LBSELCHSTRINGW (Unicode) と LBSELCHSTRINGA (ANSI) |