D3DXMatrixAffineTransformation2D 関数 (D3dx9math.h)
Note
D3DX ユーティリティ ライブラリは非推奨です。 代わりに DirectXMath を使用することをお勧めします。
xy 平面に 2D アフィン変換行列を作成します。 NULL 引数は、ID 変換として扱われます。
構文
D3DXMATRIX* D3DXMatrixAffineTransformation2D(
_Inout_ D3DXMATRIX *pOut,
_In_ FLOAT Scaling,
_In_ const D3DXVECTOR2 *pRotationCenter,
_In_ FLOAT Rotation,
_In_ const D3DXVECTOR2 *pTranslation
);
パラメーター
-
pOut [in, out]
-
種類: D3DXMATRIX*
操作の結果である D3DXMATRIX 構造体へのポインター。
-
スケーリング [入力]
-
型: FLOAT
拡大縮小率。
-
pRotationCenter [in]
-
型: const D3DXVECTOR2*
回転の中心を識別するポイントである D3DXVECTOR2 構造体へのポインター。 この引数が NULL の場合は、「解説」の数式に ID Mrc 行列が適用されます。
-
回転 [入力]
-
型: FLOAT
回転角度。
-
pTranslation [in]
-
型: const D3DXVECTOR2*
変換を表す D3DXVECTOR2 構造体へのポインター。 この引数が NULL の場合は、「解説」の数式に ID Mt 行列が適用されます。
戻り値
種類: D3DXMATRIX*
アフィン変換行列である D3DXMATRIX 構造体へのポインター。
注釈
この関数は、次の数式を使用してアフィン変換行列を計算し、行列連結を左から右の順序で評価します。
Mout = Ms * (Mrc)⁻¹ * Mr * Mrc * Mt
ここで、
Mout = 出力マトリックス (pOut)
Ms = スケーリング マトリックス (スケーリング)
Mrc = 回転行列の中心 (pRotationCenter)
Mr = 回転行列 (回転)
Mt = 翻訳行列 (pTranslation)
この関数の戻り値は、pOut パラメーターで返される値と同じです。 このようにして、 D3DXMatrixAffineTransformation2D 関数を別の関数のパラメーターとして使用できます。
3D アフィン変換の場合は、 D3DXMatrixAffineTransformation を使用します。
要件
要件 | 値 |
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ヘッダー |
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ライブラリ |
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関連項目