次の方法で共有


SOAP 対応アプリケーションのインポート

SOAP 対応アプリケーションがプロキシ モードでサーバーからエクスポートされると、それをインポートするクライアントは、クライアント アクティブ化オブジェクト (CAO) モードでサーバーによって提供される Web サービスとして、含まれているコンポーネントのメソッドにリモートで自動的にアクセスすることができます。 これにより、COM+ アプリケーションの機能を、XML Web サービスとしてネットワーク全体にかなり簡単にデプロイすることができます。

この方法でインポートされたアプリケーションのコンポーネントをクライアントで使用する場合、クライアント上では実行されず、アプリケーションのエクスポート元のサーバーによって提供される XML Web サービスを使用してリモートでアクセスされます。 この方法でインポートされたアプリケーションのコンポーネントの使用について詳しくは、「CAO モードでの XML Web サービスへのアクセス」をご覧ください。

コンポーネント サービス管理ツール

SOAP 対応アプリケーションをクライアントにインポートするには、次の手順に従います。

  1. コンポーネント サービス管理ツールのコンソール ツリーの [コンポーネント サービス] で、アプリケーションをインストールするクライアント コンピューターに関連付けられているフォルダーを開きます。

  2. クライアントの [COM+ アプリケーション] フォルダーを右クリックし、[新規] を選択します。 COM+ アプリケーション インストール ウィザードが表示されます。

  3. COM+ アプリケーション インストール ウィザードで、[ビルド済みアプリケーションのインストール] をクリックします。

  4. ネットワークを参照し、アプリケーションをインストールするサーバー上の MSI ファイルのネットワーク パスを検索または指定します。

Visual Basic

適用されません。

C/C++

適用されません。

解説

COM コンポーネントは GUID によって識別されます。コンポーネントが再コンパイルされると変更されます。 XML Web サービスとして公開されている構成済み COM コンポーネントが再コンパイルされた場合、それを使用するクライアント アプリケーションは中断されます。 そのため、XML Web サービスとして公開されているコンポーネントが再コンパイルされたら、クライアントはコンポーネントを使用するアプリケーションを再インポートする必要があります。

COM+ SOAP サービスの概要

XML Web サービスの作成

SOAP 対応アプリケーションのエクスポート