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Visual Basicへの変換

参照またはコンポーネントとして COM オブジェクトを Visual Basic プロジェクトに追加できます。 オブジェクトがプロジェクトに追加されると、アプリケーションはそのクラスとインターフェイスにアクセスできます。 その後、Visual Basic オブジェクト ブラウザーを使用して、Visual Basic 構文でオブジェクトのタイプ ライブラリ情報を表示できます。

通常、コントロールはコンポーネントとしてプロジェクトに追加され、非コントロールは参照として追加されます。 COM オブジェクトがコンポーネントとして追加されると、Visual Basic ツールボックスに表示されます。 そのオブジェクトの新しいインスタンスは、ツールボックスから Visual Basic フォームまたはその他の種類のコンテナーにオブジェクト アイコンをドラッグすることによって作成されます。 参照として追加された COM オブジェクトの新しいインスタンスは、新しい キーワード (keyword)を 使用して作成されます。

クラスを参照として使用することとコンポーネントを使用する場合の違いは微妙ですが、重要です。 オブジェクトを参照として追加する場合、コントロールが提供するタイプ ライブラリ、または「raw」タイプ ライブラリのみを使用できます。

コントロールをコンポーネントとして追加すると、Visual Basic はコントロールが埋め込まれているフォームのエクステンダー プロパティとメソッドをコントロールのタイプ ライブラリにマージし、ラップされた拡張バージョンのタイプ ライブラリを提供します。 このバージョンのタイプ ライブラリでは、コントロールのコンテナーではなく、コントロールの一部であるかのように Top や Left などのエクステンダー プロパティを使用できます。

Visual Basic では現在、1 つの.dll ファイルに組み込まれている複数のタイプ ライブラリはサポートされていません。 複数のタイプ ライブラリを組み込んだ DLL を実行する場合は、Visual Basic でオブジェクトを使用するために、オブジェクトを指定したソースからタイプ ライブラリのスタンドアロン コピーを取得する必要があります。

詳細については、次のトピックを参照してください。

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