ITStreamControl インターフェイス (tapi3if.h)
ITStreamControl インターフェイスは、呼び出しのメディア ストリーミング機能を表し、アプリケーションがストリームを列挙、作成、または削除できるようにするメソッドを公開します。
このインターフェイスが存在する場合、TAPI アプリケーションは、ITCallInfo などの任意の呼び出しインターフェイスで QueryInterface を実行することで、このインターフェイスへのポインターを取得します。 MSP が現在の呼び出しセッションに関与していない場合、このインターフェイスは使用できません。
TAPI DLL の内部では、このインターフェイスは、 ITMSPAddress::CreateMSPCall メソッドで作成される MSP の呼び出しオブジェクトによって実装されます。 TAPI はこのインターフェイスを TAPI 呼び出しオブジェクトに集約し、TAPI アプリケーションに公開します。
継承
ITStreamControl インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ITStreamControl には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITStreamControl インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITStreamControl::CreateStream CreateStream メソッドは、新しいメディア ストリームを作成します。 |
ITStreamControl::EnumerateStreams EnumerateStreams メソッドは、現在使用可能なメディア ストリームを列挙します。 C および C++ アプリケーション用に提供されます。 Visual Basic などのオートメーション クライアント アプリケーションでは、get_Streams メソッドを使用する必要があります。 |
ITStreamControl::get_Streams get_Streams メソッドは、現在呼び出しで使用できるメディア ストリームのコレクションを作成します。 Visual Basic で記述されたものなど、Automation クライアント アプリケーション用に提供されます。 C および C++ アプリケーションでは、EnumerateStreams メソッドを使用する必要があります。 |
ITStreamControl::RemoveStream RemoveStream メソッドは、メディア ストリームを削除します。 |
要件
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tapi3if.h |