ITCallInfo インターフェイス (tapi3if.h)
ITCallInfo インターフェイスは、Call オブジェクトに関するさまざまな情報を取得および設定します。 ITAddress::get_Calls メソッドと IEnumCall::Next メソッドは、ITCallInfo インターフェイスを作成します。
ITCallInfo2 インターフェイスは、ITCallInfo インターフェイスの拡張機能です。 ITCallInfo2 には、アプリケーションが呼び出しごとにイベント フィルター処理を設定できるようにする追加のメソッドが用意されています。
TAPI 2 関数と
ITCallInfo メソッドについては、「 TAPI 2.x から TAPI 3.x 相互参照」を参照してください。
継承
ITCallInfo インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 ITCallInfo には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITCallInfo インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITCallInfo::get_Address get_Address メソッドは、Address オブジェクトの ITAddress インターフェイスへのポインターを取得します。 |
ITCallInfo::get_CallHub get_CallHub メソッドは、CallHub オブジェクトの ITCallHub インターフェイスへのポインターを取得します。 |
ITCallInfo::get_CallInfoBuffer get_CallInfoBuffer メソッドは、ユーザー情報などのバッファーを必要とする呼び出し情報項目を取得します。 |
ITCallInfo::get_CallInfoLong get_CallInfoLong メソッドは、ベアラー モードなど、long で記述された呼び出し情報項目を取得します。 |
ITCallInfo::get_CallInfoString get_CallInfoString メソッドは、表示可能なアドレスなどの文字列で記述された呼び出し情報項目を取得します。 |
ITCallInfo::get_CallState get_CallState メソッドは、CS_IDLEなどの現在の呼び出し状態へのポインターを取得します。 |
ITCallInfo::get_Privilege get_Privilege メソッドは、現在の呼び出しに対するアプリケーションの呼び出し特権 (CP_MONITORなど) を取得します。 |
ITCallInfo::GetCallInfoBuffer GetCallInfoBuffer メソッドは、ユーザー情報などのバッファーを必要とする呼び出し情報項目を取得します。 オートメーション クライアント アプリケーション (Visual Basic で記述されたものなど) は、ITCallInfo::get_CallInfoBuffer メソッドを使用する必要があります。 |
ITCallInfo::p ut_CallInfoBuffer put_CallInfoBuffer メソッドは、ユーザー情報などのバッファーを必要とする呼び出し情報項目を設定します。 |
ITCallInfo::p ut_CallInfoLong put_CallInfoLong メソッドは、ベアラー モードなど、long で記述された呼び出し情報項目を設定します。 |
ITCallInfo::p ut_CallInfoString put_CallInfoString メソッドは、表示可能なアドレスなど、文字列で記述された呼び出し情報項目を設定します。 |
ITCallInfo::ReleaseUserUserInfo ReleaseUserUserInfo メソッドは、アプリケーションが ITCallInfo::GetCallInfoBuffer メソッドから取得したユーザーユーザー情報を処理したことをサービス プロバイダーに通知します。 |
ITCallInfo::SetCallInfoBuffer SetCallInfoBuffer メソッドは、ユーザー情報などのバッファーを必要とする呼び出し情報項目を設定します。 オートメーション クライアント アプリケーション (Visual Basic で記述されたものなど) は、ITCallInfo::p ut_CallInfoBuffer メソッドを使用する必要があります。 |
要件
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | tapi3if.h (Tapi3.h を含む) |