SetupWriteTextLogInfLine 関数 (setupapi.h)
SetupWriteTextLogInfLine 関数は、指定された INF ファイル行のテキストを含む SetupAPI テキスト ログにログ エントリを書き込みます。
構文
WINSETUPAPI VOID SetupWriteTextLogInfLine(
[in] SP_LOG_TOKEN LogToken,
[in] DWORD Flags,
[in] HINF InfHandle,
[in] PINFCONTEXT Context
);
パラメーター
[in] LogToken
システム定義 のログ トークン であるか、 SetupGetThreadLogToken によって返されたログ トークン。
[in] Flags
次を指定するフラグ値のビットごとの OR である DWORD 型の値。
- ログ エントリのイベント レベル。 ログ エントリに指定できるイベント レベルは、テキスト ログに対して有効にできるイベント レベルと同じです。 イベント レベル フラグの一覧については、「 SetupAPI テキスト ログのイベント レベルの設定」を参照してください。
- ログ エントリにタイム スタンプを含めるかどうか。 タイム スタンプ フラグの値がTXTLOG_TIMESTAMP。
- セクションのインデントの深さと現在のログ エントリへの変更 (存在する場合)。 インデント フラグの使用方法については、「 インデントされたログ エントリの書き込み」を参照してください。
[in] InfHandle
テキスト ログに書き込まれるテキスト行を含む INF ファイルへのハンドル。 INF ファイルへのハンドルは、プラットフォーム SDK に記載されている SetupOpenInfFile を呼び出すことによって取得されます。
[in] Context
テキスト ログに書き込むテキスト行を指定する INF ファイル コンテキストへのポインター。 行の INF ファイル コンテキストは、 SetupFindXxxLine 関数を呼び出すことによって取得されます。 INF ファイルと INF ファイル コンテキストの詳細については、INF ファイルの使用、INF ファイル コンテキストの取得、INFCONTEXT 構造体に関するプラットフォーム SDK で提供されている情報を参照してください。
戻り値
なし
解説
SetupWriteTextLogInfLine は、次の形式でログ エントリを書き込みます。
entry-prefixtime-stampinf:インデントinf-line-text(inf-file-nameline-number)
各値の説明:
- エントリ プレフィックスフィールドとタイム スタンプ フィールドは、「テキスト ログ セクション本文の形式」で説明されているものと同じです。
- inf-line-text フィールドには、指定した INF ファイル行のテキストが含まれます。
- inf-file-name フィールドには、指定した INF ファイル行を含む INF ファイルの名前が含まれます。
- 行番号フィールドには、INF ファイル内の指定した行の行番号が含まれます。
SetupAPI テキスト ログにログ エントリを書き込む方法の一般的な情報については、「 SetupAPI Logging (Windows Vista)」を参照してください。
SetupWriteTextLogInfLine の操作の詳細については、「SetupWriteTextLogInfLine の呼び出し」を参照してください。
さまざまな種類のログ トークンの詳細については、「 ログ トークン」を参照してください。
ログ トークンの使用の詳細については、「スレッドの ログ トークンの設定と取得」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista 以降のバージョンの Windows で使用できます。 |
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | setupapi.h (Setupapi.h を含む) |
Library | Setupapi.lib |
[DLL] | Setupapi.dll |