IRowsetPrioritization インターフェイス (searchapi.h)
このクエリで指定されたスコープの現在のインデクサーの優先順位付けレベルを設定または取得します。
継承
IRowsetPrioritization インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IRowsetPrioritization には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IRowsetPrioritization インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IRowsetPrioritization::GetScopePriority このクエリで指定されたスコープの現在のインデクサーの優先順位付けレベルを取得します。 |
IRowsetPrioritization::GetScopeStatistics このクエリで指定されたスコープを記述する情報を取得します。 |
IRowsetPrioritization::SetScopePriority このクエリで指定されたスコープの現在のインデクサーの優先順位付けレベルを設定します。 |
注釈
このインターフェイスは、インデクサー行セットの IUnknown::QueryInterface メソッド を使用して取得されます。 行セットの優先順位付けを使用するには、クエリを実行する前に、OLE DB ICommandProperties::SetProperties メソッドを使用して、DBPROP_ENABLEROWSETEVENTSを TRUE に設定する必要があります。
IRowsetPrioritization::SetScopePriority は、クエリに属するスコープの優先順位付けを設定し、クエリ スコープ内にインデックスを作成する未処理のドキュメントがある場合にスコープ統計イベントが発生する間隔を設定します。 このイベントは、優先度レベルが既定に設定されている場合に発生します。
IRowsetPrioritization::GetScopeStatistics を使用すると、スコープ内のインデックス付きアイテムの数、スコープに追加する未処理のドキュメントの数、およびこのスコープ内でインデックスを再作成する必要があるドキュメントの数を取得できます。
インデックス作成イベントに優先順位を付ける方法を示すサンプルについては、 SearchEvents サンプルを参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | searchapi.h |
関連項目
概念
Windows 7 での優先順位付けイベントと行セット イベントのインデックス作成
リファレンス